火使う“目もとエステ”に衝撃、専門家からは「危険すぎる」の声。

2013/02/20 10:33 Written by Narinari.com編集部

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女性のキレイ願望を叶えてくれるエステはとても身近な存在になり、街のあちこちでサロンを見かけるが、中には悪質なエステの餌食になる人も後を絶たない。中国でも事情は同じで、社会が豊かになり、美容にかける費用が増大するとともに、エステにまつわるトラブルも急増中だ。そうした中、先日ネットに投稿された1枚のエステ写真に、中国のネットユーザーが衝撃を受けている。

中国紙重慶商報などによると、多くのネットユーザーの注目を集めたのは、清白詩人というユーザーがエステサロンで撮影した写真。2月15日に微博(中国版ツイッター)に投稿されたその写真には、エステのベッドに横たわる母親の姿が写し出されていた。何の変哲もない施術中の様子のようだが、問題はその顔。黄色くパックされた顔には折り畳まれたタオルが目もとを覆うように敷かれており、その上に置かれた容器から真っ赤な炎がメラメラと吹き出していたのだ。

当の女性は「目の血行を良くするため」との説明を受けてこの施術を受けたそうだが、そのあまりのショッキングな絵面に多くのネットユーザーが反応。「女性はここまでして美しくなりたいのか!」「ウルトラマンかと思った」などと瞬く間にこの投稿は転載されていき、気が付けば2万以上も転載されることになった。

この施術には専門家たちも驚かされたようで、あるエステサロンの女性店長は「火療(火を使った療法)はあるが、普通は背中にやるもの」とし、「容器にアルコールを入れて火を点ける方法も背中の血行を良くするために利用しますが、それでもとても危険なもの。ましてや目にやるなんて」と唖然。美容整形外科の医師も「水蒸気で目を温める方法でさえ火傷する人がいるというのに、これは危険度をますます高めますよ」と衝撃を受けている。

施術を受けた女性が多くを語らなかったため、このエステサロンの住所や名前などは一切不明。ただ、ネットでは種類は異なれど、こうした危険な施術を受けた経験のある人は意外に多いようで、メディアは今回の一件とあわせて“酷刑エステ”として紹介している。

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