澤穂希と十津川警部がタッグ、西村京太郎「消えたなでしこ」が話題に。

2013/02/18 14:19 Written by Narinari.com編集部

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2月15日に発売された作家・西村京太郎の「十津川警部シリーズ」最新作「消えたなでしこ」が話題を呼んでいる。この小説、タイトル通りサッカー女子日本代表の“なでしこJAPAN”を題材にした作品で、十津川警部と澤穂希選手がタッグを組むという異色作だ。

出版元・文藝春秋の書籍紹介文によると、「消えたなでしこ」は「十津川警部シリーズ史上最大の問題作」。そのストーリーは「女子ワールドカップに優勝し、国民的な人気を得た女子日本代表サッカーチーム。そのメンバー22名が、五輪の直前に誘拐された。身代金はなんと100億円。十津川警部は一人誘拐を免れた澤穂希選手に捜査協力を依頼。プレー同様頭脳明晰な澤選手と十津川の夢の2トップが事件解決に向け動き出す」といった内容で、ラストは「驚天動地の結末」だという。

西村は1976年にも、「消えた巨人軍」という、東京から大阪へと向かう新幹線に乗った巨人選手・スタッフ37名が行方不明になる驚愕の作品を発表。長嶋、王、張本、高田、柴田、土井らが実名で登場する内容で、後に日本テレビ系でドラマ化もされた。今回の「消えたなでしこ」も、「消えた巨人軍」に匹敵する強烈なインパクトを放つ作品と言えそうだ。

「消えたなでしこ」は、「オール讀物」2012年5月号から11月号まで連載されていた作品。連載時にも一部で話題を呼んでいたものの、今回単行本化されるにあたりさらに多くの人の目に触れ、Twitterなどネットでは「読みたい!」「すごい組み合わせ」「さすが重鎮…」「女子サッカーもここまで来たか」「お茶吹いたw」と大きな注目を集めている。

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