シヤチハタは2月12日、ペットボトルに取り付ける鉛筆削り「ケズリキャップ」の累計販売数量が50万個を突破したと発表した。

「ケズリキャップ」は、シヤチハタが昨年5月28日に発売したペットボトル用キャップ型鉛筆削り。当初の年間販売目標は12万個を予定していたが、発売2週間で4万個に達し、その後、発売後約8か月で50万個を売り上げる大ヒット商品となった。

もともと「ケズリキャップ」は、「削りくずを捨てるときに、くず入れからあふれて部屋を汚すことがある」という子どもを持つ母親の悩みをもとに誕生した商品で、ペットボトルに取り付けることで、削りくずをたっぷりとためることができ、捨てるときも手や部屋を汚さずに一度にまとめて捨てることができる。

同社には、ユーザーから「どこにでもあるペットボトルを使ったアイデアは画期的」（50代・女性）、「ペットボトルに溜まるので散らからなくて助かる」（30代・女性）、「削るのが楽しくて、子どもが進んで勉強してくれるようになった」（30代・女性）、「子どもたちが鉛筆を削りたくて、鉛筆を使いたがる」（50代・男性）などの声が、続々と寄せられているという。

カラーはブルー、ピンク、グリーン、イエローの4色。価格は各315円（税込み）。