トルシエ&伸二“師弟”再び? 指揮執る中国・深センがオファーか。

2013/02/08 11:26 Written by Narinari.com編集部

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昨年10月、清水エスパルスから豪州1部リーグ(Aリーグ)のウェスタン・シドニー・ワンダラーズへと移籍した元日本代表MFの小野伸二選手。新天地でもその類まれなパスセンスと得点能力を発揮してチームの勝利に貢献しているが、ここに来て中国のクラブからの関心も伝えられている。獲得に興味を持っているのは、元日本代表監督のトルシエ氏率いる深センだ。

豪紙デイリー・テレグラフなどによると、現在、単年契約で入団した小野選手とウェスタン・シドニー・ワンダラーズとの間で契約更新に関する話し合いがもたれているとのことだが、先行きはいまだ不透明。そうした中、より好条件で小野選手獲得を狙うクラブの存在が確認されたという。

それが、同じAリーグに所属している2つのクラブ、そして中国甲級リーグ(2部リーグ)に所属している深センだ。

Aリーグの2クラブは名前が明らかにされていないが、深センは元日本代表監督のトルシエ氏が監督を務めており、中国超級リーグ(1部リーグ)に所属していた2011年には元日本代表FWの巻誠一郎選手がプレー。同時期に入団した元Jリーガーの楽山孝志選手は現在もプレーを続けており、岡田武史氏率いる杭州緑城とともに、日本人には比較的なじみのある中国のクラブだ。

ただ、小野選手自身は昨年12月、地元紙シドニー・モーニング・ヘラルド でのインタビューで残留の意向を明らかにしており、現時点ではウェスタン・シドニー・ワンダラーズとの契約更新が最優先との見方が強い。

深センは小野選手獲得に向け現在の2倍の年俸を用意していると伝えられているが、果たしてトルシエジャパン以来の“師弟”は実現するのだろうか。

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