フジテレビは2月下旬から、放送中の「アイアンシェフ」最新作をインドネシアのトップ地上波局の一つであるTransTVで放送すると発表した。

インドネシアは経済産業省の平成24年度クール・ジャパン戦略推進事業にとって、最重要注力地域の一つ。フジテレビは「料理の鉄人（アイアンシェフ）」を活用し、TransTVで放送することで、日本食のイメージアップ、ブランディングを促進させていくという。

また、TransTVでの放送に加えて、「料鉄」ブランドを梃子（てこ）に、インドネシアユーザー向け「料鉄」Facebook（ファン数7万人超）、Twitterによる口コミの喚起、「料理の鉄人」過去映像のウェブ放映、さらに、消費者に直接「料鉄」ブランドを伝えるための、陳・坂井両鉄人ブランドによる鉄人コラボメニューを開発。ジャカルタ市内の大型ショッピング・モールにオープンするレストランで提供する。

なお、フジテレビは、今後も引き続き「料理の鉄人」の番組海外セールスだけでなく、ブランド力を生かしたさまざまな展開を世界に向けて発信していく計画だ。