ディズニーアンバサダーホテルは2月6日、2000年7月7日の開業以来初となる大規模な改修工事を経て、リニューアルオープンした。

今回のリニューアルでは、まず、多くのゲストから期待の声が寄せられていた「ミッキーマウスルーム」と「ミニーマウスルーム」が登場。「ミッキーマウスルーム」はミッキーマウスの特徴である赤いズボンと黄色いボタンをデザインしたベッドスローや、さまざまなポーズを描いた壁紙、客室内を歩き回ったかのような靴跡を描いたカーペットなど、まさにミッキーマウスづくしの客室だ。

一方、「ミニーマウスルーム」はミニーマウスのドレスのドット柄や、リボンなどのモチーフをインテリアに取り入れたミニーマウスならではのかわいらしい客室。「ミッキーマウスルーム」同様、さまざまなポーズのミニーマウスが壁紙に描かれている。

これらの客室は、ホテル最上階（6階）の一部「アンバサダーフロア」にあり、専用ラウンジでのチェックイン／アウトの手続きやドリンクのサービスをはじめ、1階にあるラウンジでの朝食など、ワンランク上のサービスを提供する。

客室部分ではほかに、スタンダードフロア客室のデュべカバーのデザインを一新し、ミッキーのモチーフがデザインされたベッドスローを新設した。また、504室すべての客室を禁煙に。1階ロビーに喫煙スペースを用意した。

ロビーは吹き抜けの天井に、ディズニーアンバサダーホテルの歴史的舞台となっている1930年代の飛行機を操縦するミッキーマウスの仲間たちが新たに描かれた。さらにロビー中央には、1930年代の映画監督に扮したミッキーマウスが、うれしそうに手回し式の映画カメラで仲間たちを撮影している、ミッキーマウスとプルートの銅像を設置している。

レストランは、カジュアル・ダイニング「シェフ・ミッキー」で、ゲストに挨拶に訪れるディズニーの仲間たちのコスチュームを一新。さらにサンドリーショップ「サンセットサンドリー」を24時間営業化し、授乳室には浄水器付きの給水設備を設置するといった改装を施している。