デヴィッド・ボウイが大島渚監督を追悼、代表作「戦メリ」に出演。

2013/01/19 06:40 Written by Narinari.com編集部

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歌手のデヴィッド・ボウイ(66歳)が1月18日、15日に80歳で亡くなった映画監督の大島渚さんへの追悼コメントを発表した。

ボウイは大島さんの「戦場のメリークリスマス」(1983年)に俳優として出演し、坂本龍一やビートたけしらとも共演している。大島さん訃報を受け、ボウイは「オオシマさんの魂が、この世を去った。彼の才能の恩恵を受けた我々は、今それを惜しむばかりだ(All of us who have had the privilege of working with Oshima-san will miss his spirit tremendously.)」と偲んだ。

ボウイは長年音楽活動を休止しており、引退説すら流れていたが、大島さんが亡くなる1週間前の1月8日に、新曲「ホエア・アー・ウィー・ナウ?」を119か国のiTunesにて一切の事前告知なく配信し、全世界を驚かせた。

メディアの包囲網が張り巡らされた現代において、一切の情報を流出させずに新作を発表し、世界中の注目を集めたボウイだったが、その後も一切取材を受け付けず、コメントも発表してこなかった。しかし、その沈黙を破った第一声が、“盟友、大島渚監督”への追悼コメントであり、コメントでの呼び名が“Mr.Oshima”ではなく“Oshima-san”であることからも、二人の関係性の深さが感じられる。

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