六本木ヒルズが開業10周年へ、施設リニューアルで新たに約40店誕生。

2013/01/18 02:53 Written by Narinari.com編集部

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六本木ヒルズは今年4月25日、開業10周年を迎える。このアニバーサリーイヤーを「六本木ヒルズ10周年〜LOVE TOKYO〜」と銘打ち、さまざまな施設のリニューアルを実施。六本木ヒルズならではの形でアート、音楽、エンターテイメントなども発信していく。

10周年に合わせ、各種イベントも目白押し。森美術館では10周年記念展として「LOVE展:アートにみる愛のかたちーシャガールから草間彌生、初音ミクまで」(4月26日〜9月1日)を開催する。2003年の開館記念展「ハピネス:アートにみる幸福への鍵」のテーマ“幸福”に続く普遍的なテーマとして、人間の根源的な希求であり、古今東西、あらゆるジャンルの芸術家たちに多彩なインスピレーションを与え続けてきた“愛”に注目。時代や地域を超えて選ばれた美術史を彩る名作、意欲的な新作を含む約100点を通して、複雑で変化に富んだ愛の諸相を考察する企画だ。

また、フランスのジャン=ミシェル・オトニエル氏の彫刻作品「Kin no Kokoro」を、毛利庭園の池にパブリックアートとして新設。オトニエル氏によると「この屋外彫刻は抽象的であると同時に具現的です。作品を横から見ると空間に動きを与えるメビウスの輪のようですが、ゆっくり歩いて周ると大きなハートの形がたち現れます」といったデザインの作品だ。

さらに4月26日〜29日には、フランスのパフォーマンス集団「カンパニーオフ」が初来日。美しい歌姫と怪しいサーカス団、高さ約8メートルもの巨大なキリンの群れなどが六本木ヒルズの街中で、さまざまなパフォーマンスを繰り広げる。

そして「66プラザ」や「六本木けやき坂通り」には春の訪れを感じさせるピンク色のお花畑が現れ、10周年の祝祭感を表現。そのほかにも開局55周年を迎えるテレビ朝日や25周年を迎えるJ-WAVEとのコラボイベント(検討中)、秋には世界を代表するオピニオンリーダーを迎えた「六本木ヒルズ10周年記念国際会議〜Innovative City Forum for better human life(仮)」の開催、冬にはクリスマスイルミネーションのデザイン変更も検討中だ。


☆施設リニューアルの概要

10周年を機に、六本木ヒルズはショップとレストランの大幅なリニューアルを敢行。ウェストウォーク、メトロハット/ハリウッドプラザ、ノースタワー、ヒルサイドのエリアを中心に、新店舗・リニューアル店舗合わせて約40店が新たに誕生する。

また、今回のリニューアルにあわせ、数多くの商業施設、ホテルなどの環境デザインを手がける小坂竜氏をデザイナーとして起用。各エリアの特性やコンセプトの見直しも図り、一部オープンエリア(空間)のイメージを一新する計画だ。

注目の新店舗としては、ファッション系では英国のキャサリン妃をはじめ多くのセレブに愛される世界的なブランド「イッサ ロンドン」の日本初店舗、アレキサンダー・マックイーンのアクセサリーを主体とした新業態(東京初)「Alexander McQueen」、青山店に続き2店舗目の旗艦店となる「STELLA McCARTNEY(ステラマッカートニー)」、LA発で多くのセレブに支持されているセレクトショップ「Planet blue world」(日本初)など。

そのほか“世界最高のとんかつ”として親しまれてきた「豚組」の新業態「子豚組」、京都で140余年菓子作りをしている石田老舗プロデュースのシュークリーム専門店「クレーム デラ クレーム」、ブロックをはじめ、グッズ・アパレルなどセレクトした商品を取り揃えたLEGOの新業態「LEGO clickbrick(レゴ クリックブリック)」、レゴ教材をツールとして創造的に問題を解決する力、コミュニケーション力を育むユニークなスクール「LEGO Educcation AFTERSCHOOL PROGRAMS」などが誕生する。

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