“透明人間”が車運転する悪戯、ドライブスルーの店員がビックリ。

2013/01/11 08:01 Written by Narinari.com編集部

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車から降りずとも注文ができ、品物を受け取れるドライブスルー。このドライブスルーを舞台に、店員を驚かせるいたずらを仕掛けることに情熱を燃やす米国の大学生がいる。マジシャンを目指している彼は、これまでにも受け取ったハンバーガーから煙を出したり、作り物の手を差し出して腕から外れるといったいたずらを行った動画を公開して話題を集めた。そんな彼が、今回は“透明人間”になって受取口に現れる動画を公開し、過去の作品を大きく凌ぐ人気を呼んでいる。

この動画は、1月8日付でYouTubeに公開された「Drive Thru Invisible Driver Prank」(//www.youtube.com/watch?v=xVrJ8DxECbg)。米放送局ABCなどによると、いたずらを行っているのはバージニア州ニューポートニューズに住む24歳の大学生、ラハット・ホセインさんだ。将来はマジシャンを目指しているという彼は、5年前から自分のマジックを撮影した動画を投稿し続けていたが、1年前からその技術を多少活かしたいたずら動画の制作も始めている。その中でも人気となっているのが、ドライブスルーを舞台にしたシリーズだ。

今回仕掛けたいたずらは、ドライブスルーに彼が“見えないドライバー”となって受取口に現れたら――というもの。タネはマジシャンの仕掛けとは思えないほど単純かつ大雑把で、彼は空洞にした運転席のシートの中に身を隠し、注文をした後はあたかも無人の車が現れたかのように、受取口の前で止まるというのが一連の流れだ。店員にあまり中を見られないようにするためか、撮影はいずれも夜に行われているが、最初に出向いたケンタッキー・フライド・チキンではさすがに「緊張した」という。

しかし動画を見ると、意外ないたずらに受取口で対応する女性店員たちは一様にビックリ。興味深そうに覗きこんでは、次々と気味悪がって店内に消えていき、不思議な光景に笑い声を上げながらも驚く店員たちや、「Oh My God!」を連発して笑い泣きする店員もいる。ほかにも楽しんで携帯電話のカメラを向ける男性店員の姿など、総じて楽しんでいる様子ながらも反応はさまざま。目の前の光景を受け入れられず、対応に困ってコントのように窓の開け閉めを繰り返すマクドナルドの店員などは、失礼ながらも面白い。

最後には、ホセインさんが「(注文した品をこっちに)投げて、ぼくは幽霊なんだ」と会話するシーンも。動じていないように見えた女性店員が「投げるわよ」と果敢に応対するも、無人の車が出発するとやはり「オー」と驚きの声を上げ、ホセインさんのいたずらは多くの店員を驚かせるのに成功したようだ。

これまでのシリーズ作品は100万回前後の再生回数となっているが、今回の動画は公開から数日の時点ですでに400万回に迫っており(1月11日現在)、これまでで一番の評判作品となっている。ホセインさんが「12時間かけて作った」仕掛けで店員たちを驚かせた動画、皆さんもぜひ一度ご覧になってみてはいかがだろうか。

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