アカデミー賞候補唯一の恋物語「世界にひとつのプレイブック」8部門。

2013/01/11 00:42 Written by Narinari.com編集部

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1月10日(現地時間)に「第85回アカデミー賞」のノミネーションが発表され、心が壊れたふたりの出会いと再起を描いた感動作「世界にひとつのプレイブック」が作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、監督賞、脚色賞、編集賞の8部門にノミネートした。

「世界にひとつのプレイブック」は、重厚でシリアスな作品が多い今年のアカデミー有力候補の中で、前向きな希望を与えてくれる“唯一のラブストーリー”。「ウィンターズ・ボーン」でアカデミー賞主演女優賞ノミネート、「ハンガーゲーム」の全世界大ヒットでハリウッド注目の演技派女優となったジェニファー・ローレンスがヒロインを演じているのも本作の注目ポイントだ。

愛する人を失って人生のどん底にいた2人が出会い、再生していく姿を描く――。一見シリアスなテーマだが、登場人物の過激で突飛なセリフや行動に客席は笑いに包まれ、笑いの後には主人公を応援+共感し、涙があふれる。そんな感情を揺さぶる作品だ。

前哨戦ではトロント映画祭観客賞を受賞したのを皮切りに、ゴールデン・グローブ賞作品賞ほか主要4部門ノミネートなど、主だった映画賞を多数受賞している。果たしてアカデミー賞では何部門受賞することができるか、注目しておきたいところだ。

「世界にひとつのプレイブック」は2月22日、TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー。

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