夫の投げたハサミが妻にブスッ、夫婦のじゃれあいが悲劇引き起こす。

2012/12/21 15:19 Written by Narinari.com編集部

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中国で先日、夫婦間の何気ないじゃれあいが悲劇を生む出来事があった。夫が冗談で投げたハサミが机に当たって跳ね返り、側にいた妻の胸に突き刺さってしまったのだ。

中国紙杭州日報などによると、この一件が起きたのは12月12日のこと。温州人の王さん(仮名)は同日夜8時半ごろ、自身が経営する裁縫工場(浙江省杭州市)内で妻と向き合う形で冗談を言い合っていた。すると、妻を軽く脅かそうとでも思ったのか、王さんは手にしていたハサミを机の上に放り投げたのだが、あろうことかそのハサミは机に当たって跳ね返り、妻の左胸にブスッと突き刺さってしまったという。

これが普通の小さなハサミならば、ケガをしたとしても軽傷で済んだかもしれない。しかし、このとき放り投げられたのは約40センチもある裁縫用のハサミ。当時、王さんの妻はダウンジャケットを着ていたが、ハサミの刃はジャケットを突き破って鎖骨付近から侵入し、流血する惨事になってしまった。

驚いた王さんは、すぐに妻を抱えて病院へ。検査を行ったところ、左胸に2か所に傷口があり、その大きさは約5センチ、深さは約7センチにも達していた。刃が主要な血管までは届かず、また、心臓や肺などの主要な器官も傷付けていなかったことが幸い、命に別条はなかったが、手術を担当した医師は「彼女は太めの体型で、(刃が刺さった)鎖骨付近の肉が多かった。もし7センチもの刃が直接胸に突き刺さっていたら、きっと心臓が破られていたに違いない」と話したという。

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