桑田佳祐LIVEにまさかの金本、大阪公演初日に仰天のサプライズ演出。

2012/12/13 06:01 Written by Narinari.com編集部

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現在、5年ぶりの全国ツアーを敢行している歌手の桑田佳祐(56歳)。そのツアーも後半戦となり、12月12日には大阪上陸となったが、大阪公演初日のステージでは仰天のサプライズ演出が用意されていた。“アニキ”こと元阪神タイガースの金本知憲氏が、ステージに登場したのだ。

桑田の大阪単独公演も実に5年ぶりとのことで、スタートから熱狂的な盛り上がりをみせていた大阪城ホール。大阪城ホールといえば「桑田佳祐の音楽寅さん」の企画として2009年5月に行われたFM局のイベントに桑田がシークレットで突如現れ、会場中の度肝を抜いたこともある。だが、同じ場所でまたサプライズが用意されているとは、誰も予想していなかったかもしれない。

ステージも中盤に差し掛かるあたりで、大阪のご当地ソング「OSAKA LADY BLUES〜大阪レディ・ブルース〜」のイントロが響くと、会場の雰囲気はさらにハイテンションに。そして、クライマックスはこの曲の間奏部分。もともとこの部分には、プロ野球の実況中継風なナレーションが入っており、そこには「伝統の巨人×阪神戦。ピッチャー桑田、バッター金本……」というくだりがある。

この日ライブでこの部分がくると、なんとステージ上に本物の金本が阪神タイガースのユニフォームを着て登場。“桑田がボールを投げ、それを金本自身が打ち返す”というパフォーマンスが繰り広げられたのだから、観客の興奮は止まらない。阪神が優勝を決めた瞬間の甲子園球場を彷彿させる熱狂の渦に大阪城ホールは包まれた。

「OSAKA LADY BLUES〜大阪レディ・ブルース〜」を演奏し終えると、改めて金本氏をステージに呼び込んだ桑田。長年にわたる選手生活での活躍を讃えて、金本氏に花束を贈呈すると、会場からは割れんばかりの拍手が巻き起こった。

もともとお互いがファンであったところに、「OSAKA LADY BLUES〜大阪レディ・ブルース〜」きっかけで親交を持つことになり、そこから実現したこのサプライズ演出。桑田ファンはもちろんのこと、阪神ファンも大いに喜んだ夜となった。

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