新たな“指輪”メンバーが来日、「ホビット」プレミアに2,000人。

2012/12/04 04:13 Written by Narinari.com編集部

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12月14日に公開迫る映画「ホビット 思いがけない冒険」の完成披露試写会、主要キャスト・監督の来日記者会見、ジャパンプレミアが12月1日に行われ、会見には約400人の報道陣、プレミアイベントには約2,000人のファンが集結した。

今回の“ホビットご一行”は、監督・脚本・製作のピーター・ジャクソンをはじめ、主人公ビルボ・バキンズ役のマーティン・フリーマン、ドワーフ族のトーリン・オーケンシールドを演じるリチャード・アーミティッジ、ゴラム役のアンディ・サーキス、フロド・バキンズに扮するイライジャ・ウッドという面々。

ホテルオークラ東京で行われた来日記者会見で監督は「(再びメガホンを取ったことについて)正直言うと、他人に『ホビット』を撮られたくなかったから(笑)。私が再び中つ国に戻る手段は、この映画を撮る以外ないし、実際、今までで一番楽しい体験だったよ」とコメント。「目指すのは究極のファンタジー。現実とはまったく違う世界に誘うと同時に、リアルに感情移入できるキャラクターが息づく作品なんだ。『ホビット』の3部作には、『ロード・オブ・ザ・リング』に至るヒントや答えもたくさん隠されている。まだ撮影も終わっていないからね!」と作品をアピールした。

また、ビルボ・バギンズ役のマーティン・フリーマンは「東京、そして日本が大好きだよ。たくさんの愛情を注いだ作品を、こうして皆さんと共有できて嬉しいよ。現場はファミリーという言葉がぴったりで、非常に親密。世界屈指の大がかりな作品なのに、まるで学生映画を撮っているような和気あいあいとした雰囲気だったよ」、トーリン・オーケンシールド役のリチャード・アーミティッジは「もともと『ロード・オブ・ザ・リング』のファンだったから、責任や期待の重さも感じたけど、ニュージーランドでの18カ月は人生で最も思い出深い、貴重な時間だった」。

そして前シリーズからの続投となるフロド・バギンズ役のイライジャ・ウッドは「日本は特別で大好きな場所。『ホビット』のメンバーが経験するのは、僕達の冒険『ロード・オブ・ザ・リング』と映し鏡のような経験。実際に撮影地に訪れてみると、心が一つに繋がって仕事に取り組んでいたよ。その様を見ることができただけでも素晴らしいことだし、フロドとして戻ってこられたのは、贈り物のような感じ。ガンダルフ役のイアン・マッケランや(年取ったビルボ役の)やイアン・ホルムにまた会えたのも喜びだったよ」。

ゴラム役のアンディ・サーキスは「オハヨ〜〜ゴザイマス(日本語)! 旧友との再会ほど嬉しいことはないよ。それに今回はセカンドユニットの演出を任され、新しいチャレンジングな冒険も体験できた。ピーターから多くを学んだし、皆一丸となって150%の力を出し切って作り上げたんだ」と、それぞれ作品への想いを語った。

「ホビット」シリーズ3部作の第1部「ホビット 思いがけない冒険」は12月14日(金)より全国公開。第2部「ホビット スマウグの荒らし場」は2013年12月13日(金)より全国公開。そして、第3部「ホビット ゆきて帰りし物語」は2014年7月18日(金)に全国公開予定。



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