毎年この時期になると好調な動きを見せる「年賀状関連作」が今年も活発だ。今週12月3日付けのオリコン週間“本”ランキングBOOK（総合）部門では、アスキー書籍編集部「世界一かんたん定番年賀状2013」（2012年10月2日発売・アスキー・メディアワークス）が先週の2位から上昇、週間3.3万部を売り上げ首位を獲得した。10月29日付けで67位に初TOP100入りして以来、週を追うごとに好調に順位を上げてきていた本作だが、登場6週目で遂にTOPに立っている。

また、昨年2012年版の累積売上29.2万部は、ランキング開始以降、年賀状関連での最高売上記録だが、現在のところ今回はそれを上回る推移でセールスを続けており、記録の更新も期待できそうだ。

さらに今週は先週4位の（編著）技術評論社編集部「あっという間に年賀状2013年版』（技術評論社）が同じく4位に、先週8位の（編）インプレス年賀状編集部「はやわざ年賀状2013」（インプレスジャパン）が5位に上昇し、TOP5中3作が関連作となった上、先週10位の（編著）技術評論社編集部「かんたん年賀状素材集2013年版」（技術評論社）も8位に上がった。さらに今週はTOP100内には21作がランクインしており、関連作の好調ぶりがうかがえる。

そのほか今週のBOOK（総合）部門は、タレント・木下優樹菜の「ユキナ婚。」に続く第2弾で、妊娠・出産についてをまとめた「ユキナ産。」（講談社）が6位に初登場した。