“演歌の聖地”に史上初のV系、ダウト新曲がオリコンの部門1位に。

2012/11/22 11:21 Written by Narinari.com編集部

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結成5周年、メジャーデビュー2年目を迎えた5人組ヴィジュアル系ロックバンド「ダウト」が、11月14日にニュー・シングル「中距離恋愛」を発売したことを記念して、21日、東京・浅草のヨーロー堂で新曲発表イベントを行った。

ヨーロー堂といえば、演歌・歌謡曲系の多くの歌手たちが頻繁にキャンペーンに訪れるCショップとして広く知られているが、その“演歌の聖地”ともいえる同店の特設ステージにヴィジュアル系ロックバンドが出演するのは史上初のこと。というのも、彼らの最大の特徴である「らしからぬポップさ」が「歌謡曲のオマージュ」の域にまで達してしまい、いわゆる歌謡曲のご当地ソングとして出来上がったのが今回の新曲だからだ。

近くて、遠くて、甘くて、苦い中距離恋愛をテーマにした歌謡曲系の作品で、東京編(本編)をはじめ、山の手線編、大阪編、名古屋編、福岡編、札幌編、仙台編の計6都市7つの歌詞違いご当地バージョンを歌い、全4形態のCD仕様にそれぞれの曲が収録されている。そんな全6都市7バージョンからなるご当地ソング仕立ての歌謡曲を歌うことになったことから今回、新曲プロモーションの一環として同店を訪れ、2階の特設ステージでお披露目ライブを開催する運びとなった。

限定100席の会場に熱狂的な若い女性ファンらが詰めかけ超満員の中、ボーカル・幸樹(こうき)、ベース・玲夏(れいか)、ギター・威吹(いぶき)、ギター・ひヵる、ドラム・ミナセが、それぞれに和服姿で演歌&歌謡曲のヒット曲をカラオケで歌いながらステージに登場。

そこにスペシャルゲストとして、台東区のまもり神「台東くん」と浅草新仲見世商店街キャラクター「新にゃか」が応援に駆けつけ、会場がさらに盛り上がる中、メンバー全員で「中距離恋愛」を熱唱してファンたちを喜ばせた。

その中で、同曲がオリコン演歌・歌謡曲チャートで初登場1位(11月19日付)になり、幸樹は「皆さんのお陰で1位をとることができました」とファンに感謝。最後に威吹は「ヨーロー堂という演歌の聖地でイベントができてうれしかったです」、ミナセは「こういう雰囲気のあるところで新曲イベントができてすごく楽しかったです。またここでやってみたい」、玲夏は「こういうイベントがないとなかなか浅草に来る機会がないので、今日は楽しかったです。この店にダウトのポスターを張っていただけたらうれしいですね」、ひヵるは「こういう浅草の雰囲気に僕の金髪が似合うか気になっていましたが……今日は楽しかったです」、幸樹は「ダウトにとってぴったりの場所だなと思いました。今日はみんな、集まってくれてありがとう」と、それぞれ感想を語った。

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