蓮池さん手記が4週目で首位、3週連続3位からさらにランキング上昇。

2012/11/15 04:00 Written by Narinari.com編集部

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10月17日に発売され、3週にわたりオリコン“本”ランキングBOOK(総合)部門の3位にランクインしていた蓮池薫「拉致と決断」(新潮社)が、週間2.9万部を売上げ、今週11月19日付けの同部門で首位を獲得したことがわかった。

同作は拉致被害者であり、現在は翻訳家・新潟産業大学専任講師として活躍する蓮池薫さんが、帰国後10年の歳月を経て、北朝鮮での24年間と帰国後の日々を初めてつづった手記。監視下での生活、偽装経歴、脱出への誘惑、洗脳教育、飢餓と配給など現地での過酷な生活や、電撃帰国の真相、子どもたちを現地に残したまま日本に残る決断をした際の苦悩など、これまで明かされなかった事実を克明につづっている。

蓮池さんら拉致被害者5人の帰国から10年という節目のタイミングでの発売ということもあり、発売前から非常に高い関心が寄せられ、テレビや新聞をはじめ多くのメディアが紹介。その関心の高さが4週連続TOP3入りというセールスにも現れた形だ。

そのほか今週のBOOK(総合)部門は、2位初登場の「ドラえもんふしぎのサイエンス4 スーパーくっきり望遠鏡」(小学館)をはじめ6作が初TOP10入り。中でも3位と8位には年賀状関連本である「世界一かんたん定番年賀状2013」(アスキー・メディアワークス)、「あっという間に年賀状2013年版」(技術評論社)がランクイン。さらにTOP100内には関連作が15作ランクインしており、毎年年末に恒例の好セールスを見せる年賀状関連本の好調ぶりが今年も伺える結果となった。

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