世界絶賛の“鮨”映画が凱旋へ、「二郎は鮨の夢を見る」来年2月公開。

2012/11/14 00:49 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


米国人のデヴィッド・ゲルブ監督がメガホンを執った、“日本の鮨”と“職人”がテーマのドキュメンタリー映画「二郎は鮨の夢を見る」が、いよいよ日本でも2月2日に公開となることが決定した。

「二郎は鮨の夢を見る」は、日本最高峰の寿司店であり、ミシュランガイドでは三つ星も獲得した銀座の名店「すきやばし次郎」創業者で、現役寿司職人の小野二郎さん(87歳)に迫ったドキュメンタリー。高齢ながらも一線で活躍している二郎さんの寿司に対する思いや人生観、弟子や家族との関係などを追っている。

第61回ベルリン国際映画祭やストックホルム国際映画祭2011への出品などを経て、米国では今年3月にニューヨークにある2館のスクリーンで公開されると、瞬く間に口コミで評価が拡大。最終的には全米興行収入250万ドル超という、ドキュメンタリー映画としては異例の大ヒットを記録した。そして、ついに作品の舞台となった日本のスクリーンへと凱旋を果たすことになる。

映画「二郎は鮨の夢を見る」は、2013年2月2日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ユーロスペースほか全国順次公開。


☆イントロダクション

東京・銀座の地下にあるたった10席ほどの鮨店・すきやばし次郎の店主・小野二郎。87歳の今でも職と技に対するこだわりを持つ彼が握る鮨は、「ミシュランガイド東京」で5年連続で最高の三つ星の評価を受けた。フランス料理最高シェフのジョエル・ロブションや、ヒュー・ジャックマン、ケイティー・ペリーといったハリウッドセレブなど、世界中の食通たちをうならせてきた。

そんな彼の作り上げていく鮨の味に驚嘆し、職人としての技や生き様に魅了された、アメリカ人監督のデヴィッド・ゲルブ。あのメトロポリタンオペラの総帥、ピーター・ゲルブ氏の息子でもある彼は、来日中に「すきやばし次郎」の鮨と出会い、その芸術性に感動して映画制作を決意。約3か月にわたり東京、静岡と密着取材を敢行した。

日本人の私たちが忘れかけた、二郎の仕事に対する誠実な姿勢。親子であり師弟でもある二人の息子を通じて描かれる、偉大なる父への敬意、そして葛藤…。世界が認める名店を支える者たちのプライドと仕事にかける情熱を、温かくもモダンな映像とクラシック音楽の旋律とともに美しく浮かび上がらせてゆく。



TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.