今年デビュー50周年を迎える木の実ナナが、11月14日にキャリア初のカバーアルバム「SHOW GIRLの時間旅行〜my favorite songs」をリリース。また、12月には主演舞台で女子高生役に挑戦する。

このアルバムは1950年代から80年代までの昭和の名曲「お祭りマンボ」、「いいじゃないの幸せならば」などに加え、自身のヒット曲のセルフ・カバー「うぬぼれワルツ」などを交えた全12曲収録。名曲「居酒屋」では梅沢富美男とのデュエット共演も実現した。

木の実は「デビュー50年目にして初のカバーアルバム『SHOW GIRLの時間旅行』は、私が愛し、尊敬する越路吹雪さんや美空ひばりさん、ザ・ビーナッツさんや石原裕次郎さんの歌、私の好きな歌、セルフカバーといったバラエティに富んだ昭和の歌がちりばめられています。子どもの頃ラジオで聞いた『お祭りマンボ』から『ジェラシー』までSHOW GIRL木の実ナナが昭和の名曲を時間旅行。そこで出会った先輩方の優しさに感謝を込めて歌いました」とコメントを寄せている。

また、この50周年の節目、12月に東京グローブ座、大阪サンケイホールブリーゼで上演される「ミュージカル 女子高生チヨ」では、女子高生役に体当たりで挑戦。主人公チヨが還暦を過ぎて迎えたお正月、「今年の4月から夜間の高校に通う！」と宣言、ピッチピチ（？）の女子高生となった64歳のチヨを主人公に、ありそうでなかったおばあちゃん女子高生と若者による、涙と笑いと感動の青春スクールライフを舞台化した作品だ。

共演は高橋愛、馬場徹、大山真志、才川コージ、大橋ひろえ、窪塚俊介、小沢真珠、明星真由美、新納慎也、大和田獏ら。