サントリー食品インターナショナルは11月13日から、脂肪の吸収を抑える“特保コーラ”「ペプシ スペシャル」を全国で発売する。価格は150円（税別）。

今回登場する「ペプシ スペシャル」は、「ダイエットペプシ」やゼロカロリーコーラ「ペプシネックス」などを提案してきたペプシの新商品。難消化性デキストリン（食物繊維）の働きにより、食事から摂取した脂肪の吸収を抑えて排出を増加させ、食後の血中中性脂肪の上昇を穏やかにするコーラ飲料だ。

ペプシコ社とサントリーが共同で長年培ってきたコーラ飲料の開発技術を活かし、難消化性デキストリン特有のクセを軽減。「PEPSI」ならではの爽やかでキレのある後口を実現している。

パッケージは高級感のある黒色と金色を基調に、「PEPSI」のロゴマークと特定保健用食品のロゴを併記。「PEPSI」ブランドの“トクホ”であることをわかりやすく表現した。


☆“特保コーラ”競争が本格化へ

“特保コーラ”は、キリンビバレッジが今年4月に、他社に先駆けて「キリンメッツコーラ」を投入。当初の年間販売目標は100万ケースだったが、9月の時点で7倍の700万ケースに上方修正するなど、一大ブームを巻き起こした。

「キリンメッツコーラ」も難消化性デキストリンを配合し、“食事の際に脂肪の吸収を抑える”を売りにしているのも「ペプシ スペシャル」と同じ。価格の150円（税別）も同じとあって、今後、激しい消費者の奪い合いが繰り広げられそうだ。