カエラがバートンに捧げる曲、「フランケンウィニー」からインスパイア。

2012/11/05 05:11 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


歌手の木村カエラ(28歳)が、12月15日より公開されるティム・バートン監督最新作「フランケンウィニー」のインスパイア・ソングを制作したことがわかった。この楽曲「WONDER Volt」はテレビスポットで使用され、12月5日発売の「フランケンウィニー」日本版インスパイア・アルバム「フランケンウィニー・アンリーシュド!」と、12月19日発売のカエラのアルバム「Sync」に収録される。

自他共に認めるバートン監督の大ファンのカエラは、インスパイア・ソングのオファーが来たとき、あまりの嬉しさに「え!何て!?」と思わず聞き返してしまったそう。映画からのインスパイアで書き下ろした完全オリジナル曲の「WONDER Volt」は、10歳の男の子ヴィクターが、死んでしまった愛犬スパーキーを生き返らせたいという想いと、禁断の実験で甦らせた愛犬への愛情をたっぷり盛り込んだ一曲となっている。

今回のインスパイア・ソングについてカエラは「親友のスパーキーを亡くした後、1人でずっと孤独になって考え込んでいたヴィクターが、実験でスパーキーを蘇らせます。それまで彼がずっと孤独の中で自分自身と向き合っていた結果生まれる希望というものが、すごく印象に残りました。ちょっと辛いことや嫌なことがあったりしても、きちんと自分自身と向き合えば向き合うほど、希望というものが孤独の隣に必ずあるのだなと、今回映画を見て改めて感じました。私はそれを歌で届けたいと思いました。スパーキーは不思議な魅力がたっぷりつまった映画と私の曲を両方楽しんで欲しいです!」と、作品への思いを語った。

「フランケンウィニー」は、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」「アリス・イン・ワンダーランド」をはじめ、圧倒的にユニークな世界観とキャラクターで世界中の映画ファンの心をとらえ続けるバートン監督が1984年に制作した短編がベース。少年が科学の力で愛犬を生き返らせてしまったことから起こる大騒動を描いた作品で、バートン監督らしい“変だけどステキ”な世界を舞台に、エッジの効いたキャラクターがエモーショナルな物語を紡ぎ出す内容は“伝説的な名作”との呼び声も高い。

映画「フランケンウィニー」は2012年12月15日(土)全国公開。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.