井筒監督最新作へのこだわり、「お酒飲まず頑張った」に総ツッコミ。

2012/11/04 03:40 Written by Narinari.com編集部

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井筒和幸監督の最新作「黄金を抱いて翔べ」の初日舞台挨拶が11月3日、東京・丸の内ピカデリー1で行われ、妻夫木聡、浅野忠信、桐谷健太、溝端淳平、チャンミン(東方神起)、西田敏行が出席した。

この日の上映終了後、映画の興奮さめやらぬ会場にキャスト6人と井筒監督が登場。満席の会場からは割れんばかりの歓声と拍手が沸き起こり、熱気ムンムンの中で舞台挨拶がスタートした。

今回の作品の“こだわり”について質問された井筒監督は「こだわり? 全部ですよ。全部、手を抜いていません!久しぶりにスター映画ですから。みんな孤高の役ですから、お酒を飲まないで頑張ったんですよ!」と語ると、すかさず浅野が「いや飲まないではなく、僕は飲めないんです(笑)」、妻夫木が「僕は少し飲みました(笑)」、西田が「ずいぶん飲みました(笑)」と総ツッコミ。

また、見どころを聞かれた出演者は、「いちばんは、最後のシーンですね。涙が出てくるぐらいこんな格好いい日本映画はないですよ」(妻夫木)、「やっぱり角刈りですかね(笑)」(浅野)、「証明写真を撮るボックスの中で着替えていたときのパンツの柄ですかね(笑)」(桐谷)、「ご飯を幸田と食べるところですね。育ちに問題があるので、雑なんですよね。飲食店で練習したら、白い目で見られました(笑)。ここ注目してほしいです」(溝端)、「個人的には後半、大変なことになってしまうんですけど(笑)。そのあとのスピード感がすごくて、そこを見逃さないでください」(チャンミン)、「公園掃除をしているときの竹箒の位置!(客席爆笑)。で、向こうのほうに妻夫木くん演じる幸田を発見したときの目線!意外に難しいですよ〜。ほら、もう一度観たくなったでしょ?」(西田)と、それぞれの笑いを込めながら見どころを語った。

そして最後に井筒監督が「20回ぐらい観に来てください」と語り、盛況の中、イベントを締めくくった。

「黄金を抱いて翔べ」は、ベストセラー作家・高村薫のデビュー作にして、日本推理サスペンス大賞を受賞した犯罪小説の傑作を、井筒監督が2年ぶりにメガホンを執り映画化。大阪の街を舞台に繰り広げられる金塊強奪作戦を痛快に描く、金塊に魅せられた男たちの衝撃のノンストップエンターテインメントとなっている。

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