バガボンド新刊が最高の出足、前作より2年半ぶりでファンの期待高く。

2012/11/01 04:01 Written by Narinari.com編集部

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10月23日に発売された井上雄彦の人気コミック「バガボンド34」が、11月5日付けのオリコン“本”ランキングコミック部門で、シリーズ通算2作目の首位を獲得したことがわかった。約2年半ぶりの新刊となった今作の週間売上31.2万部は、2008年6月2日付けで28巻が記録した同30.1万部を上回り、シリーズの最高週間売上部数を塗り替えている。

井上が吉川英治の小説「宮本武蔵」をもとに、剣における天下無双を目指す主人公・武蔵をはじめ、剣の道を究めんとする者たちが運命に翻弄されていく姿を繊細かつダイナミックに描く「バガボンド」。2010年12月からの長期休載を経て、2012年3月より「週刊モーニング」誌でファン待望の連載再開となり、コミック新刊への期待もひときわ高まっていた。

また、今週は小山宙哉の「宇宙兄弟19」(講談社)が週間売上26.9万部で2位となり、シリーズ最高位をマーク。そのほか、高校野球が舞台に描かれるひぐちアサの人気コミック「おおきく振りかぶって20」(講談社)が3位に、18巻より8巻連続のTOP5入りとなった「GIANT KILLING 25」(画:ツジトモ/原案・取材協力:綱本将也/講談社)、同じく上位常連の、「黒執事15」(枢やな/スクウェア・エニックス)がそれぞれ4位と5位にランクイン。上位5作品すべてが初登場という結果となった。

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