富士急が転ばないスケート靴、「初心者が気軽に」の思い込め開発。

2012/10/06 03:18 Written by Narinari.com編集部

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富士急ハイランドは10月20日、今年も関東一早く、屋外スケートリンクをオープンする。当日行われるオープニングイベントではフィギュアスケートの浅田舞選手によるデモンストレーションや、同社が初心者のために開発した“新型二枚刃スケート靴”のお披露目会が行われる予定だ。

1961年(昭和36年)12月3日に「富士五湖国際スケートセンター」としてオープンした富士急ハイランドは、これまで50年間、スケートと共に歩んできた。しかし、昨今はスケートの利用者やスケートリンクが減少を続けているため(※ピークの平成5年880万人に比べ、平成22年は210万人と、1/4程度まで減少。日本生産本部「レジャー白書」より)、再びアイススケートを盛り上げようと同社が自ら開発に乗り出したのが、今回発表する“新型二枚刃スケート靴”というわけだ。

“新型二枚刃スケート靴”には、「スケートを体験したことのない人が気軽に体験できるように」との思いが込められた、初心者に優しいスケート靴。刃と刃の幅が20ミリと狭く、二枚刃でありながらスケート本来の機能性を確保しているのが特長だ。

日本スケート連盟の橋本聖子会長も「この新型二枚刃スケート靴は、初心者の方でも“簡単に”“転ばずに”滑ることができる画期的なスケート靴であり、多くの方にアイススケートを楽しんでいただける機会が増えたと感じております」と期待を寄せている。

なお、同社は今後のスケート振興のための取り組みとして、毎日行われるスケート教室をはじめ、氷上綱引き大会やシンクロナイズドスケートショー、アイスホッケー・スピードスケート・カーリング体験会など、3月下旬のスケートリンク営業終了まで、定期的に氷上イベントを開催していく予定だ。

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