番組共演者らが金子さん偲ぶ、尾木氏沈痛「金子さん…金子さん…」。

2012/10/03 00:15 Written by Narinari.com編集部

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10月2日に肺カルチノイドのため41歳の若さで亡くなった流通評論家の金子哲雄さんに、テレビやラジオ番組などで共演していた仲間たちから、追悼のコメントが続々と寄せられている。

「ホンマでっか!? TV」(フジテレビ系)の評論家陣として共演した“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏は2日付けのエントリー「ホンマでっか!?金子さん…」で、「はい 実は嘘なんですよねーってあの独特の少し長い舌回しでさんまさんに絡んで欲しい!!」と金子さんを偲び、「黙ってひとりで逝くなんて水くさいじゃないか…金子さん…金子さん…尾木ママ辛すぎます」と悲痛な胸の内をつづっている。

また、同じく同番組で共演したエコノミストの門倉貴史氏も公式ブログの2日付けエントリー「ご冥福をお祈り申し上げます。」で「訃報に接して、ショックのあまり、しばし呆然自失でした。今年に入って、テレビの収録などでご一緒させていただいたときには、具合の悪そうな様子をまったく見せていなかったので、そんなに重病であるとは気づきませんでした。最後までご病気を隠して、プロ意識に徹したお姿に感銘を受けました。お亡くなりになる前にひとことご挨拶・お見舞い申し上げたかったです」とコメントを寄せた。

そして脳科学者の澤口俊之氏も3日付けで公式ブログのエントリー「言葉が…」を更新。「金子哲雄先生が死去された。虫の知らせ、と言うべきか、最近、金子先生が時折意識に上っていた矢先のことである」とし、「私が『ホンマでっか!?TV』に初めて出たときにとても温かく接して下さったことを今でも鮮明に覚えている。その後もとてもよくして頂いた。奥底から心許せる、優しく、とても紳士的な方だった」と、金子さんの思い出をつづった。

また、「『ホンマでっか!?TV』が深夜帯だった頃のメンバー間には独特な『絆・連帯感』があって、だから、植木先生とも電話連絡してみたが、しかしそれでも…ともあれ言葉を失う。本来なら、金子先生を巡る言葉がたくさん出てくるはずなのに、言葉が…出てこない。メタ的に考えようとしてもダメである。今はただただご冥福をお祈りすることしかできない」と言葉を詰まらせている。

やはり同番組の評論家陣に名を連ねるタレントのテレンス・リーも思いは同様。3日深夜にTwitterを更新し、「金子哲雄は素晴らしい友です。これからもずっと友です。一足先に逝っただけです。私が着くころには宴会準備を調えていてくれるでしょう。安く材料を仕入れてね(笑)」と、テレンスらしい明るい言葉で金子さんに惜別のメッセージを送った。ちなみに「本日の『ホンマでっか!? TV〜4時間半SP』は過去の名場面も放送されます。金子哲雄の勇姿を心に焼きつけてやって下さい!よろしくお願い申し上げます!」とのこと。そして「ダメだ。眠れねぇや。こんなときでも眠れないとプロ失格だわな。金子ちゃんに叱られちまうよ(笑)」とツイートを結んでいる。

ニッポン放送のラジオ番組「垣花正のあなたとハッピー!」で共演した同局の垣花正アナは「金子哲雄さんが亡くなりました。先日お見舞いにいきました。金子哲雄さんは最後まで病気と戦いました。復活を誓いあいました。東京タワーの足元のお寺をお墓に選んだのは東京タワーを見るたびに金子哲雄を思い出して欲しいからだと話してくれました。金子さんの事をどうぞ忘れないでください」とTwitterでコメント。

九州朝日放送のラジオ番組「武内裕之That's On Time」で共演した同局の武内裕之アナは「金子哲雄くん、訃報に接して。 マジかっ!?知ってはいたけど、こんなに悪かったとは。ほんの数日前まで、ボクのfbコメントにいいね!を押してたから、大丈夫と勝手に思ってた。何で、もっとちゃんと連絡とらなかったんだ。。。くそーーー」「最後はfbのメッセージで簡単に話しただけ。番組を休むことを気にしてて、心配するな、ゆっくり療養して、これが最後だった。恐ろしいほど謙虚な人間だった。強烈な働き者だった。福岡に来た時は、ボクと深夜まで会食して、朝四時には市場巡り、そんな生活スタイル、、、」「痩せたことについて、金子くんは、舌足らずな声で、野菜鍋ダイエットなんですよ〜♪じゃあ、オレもマネしようかなーとか、バカな会話をしておりました。。。」「あの舌足らずな声が、頭の中を渦巻いてる。武内さん、何やってんですか〜!と例の声でさっき言われた。さあ、明日も頑張るぜ」と金子さんを偲んでいる。

また、番組共演経験のあるお笑いタレントの水道橋博士も、Twitterで「金子さん、ヘラヘラと安物買いを推奨しつつ安物の流行文化人風であったが、表裏のない常に傲らず丁寧な態度を崩さずも、接する人への敬意と観察と学習を怠らない人で人格は決して安くなかった。いいひとは安易に使えないが、この人は紛れも無い、いいひとの英雄だった」と、その人柄を偲んだ。

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