「アメリ」抜き仏語映画世界一、日本でも「最強のふたり」が好調。

2012/09/14 03:04 Written by Narinari.com編集部

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9月1日より日本でも公開中の映画「最強のふたり」が、2001年公開の「アメリ」を抜き、フランス語映画では世界歴代1位の観客動員数(世界で2,320万人)を記録した。また、フランス製作の映画としては、「フィフス・エレメント」「96時間」(共に英語作品)に次ぐ世界興収第3位に上りつめている。

「最強のふたり」は、パラグライダーの事故で首から下が麻痺した大富豪と、彼を介護するスラムの黒人青年ふたりの奇跡の友情を描いた物語。フランスでは2011年11月に公開され、たちまち年間興収第1位に輝いたほか、歴代の興収でも3位にランクインするなど、単純計算で同国民の3人に1人が見たという大ヒット作品だ。

また、昨年開催された第24回東京国際映画祭では、最高賞(東京サクラグランプリ)と主演男優賞W受賞(フランソワ・クリュゼ/オマール・シー)という、史上初のトリプル受賞を達成した。すでにハリウッドリメイクも決定。来年度のアカデミー賞・外国語映画賞へのフランス代表としての出品も期待されている。

日本では口コミで評判が広がっており、平日も来場者が絶えない盛況ぶりで、動員25万人、興収3億円を突破。劇場数は少ないものの、9月12日のレディースデーにはTOHOシネマズ シャンテが10回中9回、新宿武蔵野館が6回全回、TOHOシネマズ 渋谷が5回中4回満席となるほど、好調な動員を続けている。

映画「最強のふたり」はTOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、新宿武蔵野館ほか全国で公開中。

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