MISIA「敬愛」布袋と夢の競演、“男女逆転大奥”の映画主題歌に。

2012/09/12 06:00 Written by Narinari.com編集部

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12月22日に公開される映画「大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇]」の主題歌に、来年デビュー15周年を迎えるMISIAの新曲が起用されることがわかった。同曲は圧倒的歌唱力を誇るシンガー・MISIAと、日本のロックを牽引するギタリスト・布袋寅泰との“夢の競演”で、書き下ろし楽曲の曲名は「Back in Love Again(feat.布袋寅泰)」となる。

映画のテーマである右衛門佐と綱吉の“二人の永遠の愛”を表現するため、MISIAが以前より敬愛するミュージシャンの布袋に初めて楽曲提供を打診して実現した今回の楽曲。布袋書き下ろしの壮大な世界観のバックトラックに、MISIAが感情豊かに歌い上げた、壮大なロックバラードに仕上がっている。

今回の“競演”についてMISIAは「布袋さんとの音楽制作は、本当に刺激的なことばかりでした。一音一音の美しさと、ストンっと胸に落ちて響いてくる素晴らしいメロディーと、グルーヴたっぷりのギターの音色。レコーディングの時は、このままずっと聴いていたい、終わらないで欲しいと思いました。是非たくさんの方に聴いていただきたいです」とコメント。

また、「大奥」の映画版に加え、10月からTBS系でスタートする連ドラ版でも主題歌を担当することについては「原作を読んであっという間に物語の中に引き込まれていきました。ドラマと映画の主題歌では、それぞれ違う愛を表現しています。『DEEPNESS』は辛い日々の中でもあなたさえいてくれたら生きていけると歌っています。また『Back In Love Again』は何度出逢う運命でもまたあなたと恋に落ちたいと云っています。この2つの歌は、やがて大きな愛の流れの中で繋がっていくことを意識し作りましたので、是非ドラマと映画、両方でその愛の歌を聴いて欲しいです」と、“聴きどころ”を語った。

一方、布袋は「最高のボーカリストの隣でギターを弾くことはギタリストにとって至福の喜びだ。MISIA の天空へ届けとばかりに力強い歌声から大きな刺激を受けた。この珠玉のラブソングがたくさんの恋人たちの心に届くことを祈っている」と、MISIAとの“競演”は布袋にとっても貴重な経験となったようだ。

「大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇]」は、2010年10月に公開され、観客動員数200万人のヒットを記録した映画「大奥」から2年、再び描かれる“男女逆転大奥”の第2弾。前作8代将軍吉宗の時代から遡り、5代将軍綱吉の時代が舞台となっている。

キャストは愛よりも権力に生きた男、野望を秘めて大奥にあがり大奥総取締に就く右衛門佐(えもんのすけ)役に堺雅人、徳川家の宿命を背負った女将軍・徳川綱吉役に菅野美穂を起用。共演陣には、尾野真千子、柄本佑、田中聖、要潤、宮藤官九郎、西田敏行らが名を連ねている。

原作の「大奥」は、「MELODY」(白泉社)に2004年6月より連載中のよしながふみの同名少女マンガ。単行本は現在8巻まで刊行され、総部数は約300万部を突破した作品だ。2006年に第5回センス・オブ・ジェンダー賞特別賞、第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、2009年に第13回手塚治虫文化賞マンガ大賞、2010年に日本人初、コミック初受賞となるジェイムズ・ディプトリーJr.賞、2011年に第56回小学館漫画賞(少女向け部門)を受賞した。

映像作品は2010年の映画第1作に続き、今秋(10月12日スタート)にはTBS系で「大奥〜誕生〜[有功・家光篇]」として連ドラ化。三代将軍家光(多部未華子)がなぜ女将軍になり変わったのかの秘密と、その過程で引き裂かれる純愛が描かれる。映画第2弾の「大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇]」は2012年12月22日全国ロードショー。

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