「感動的だった」ベン・アフレック監督&主演作がワールドプレミア。

2012/09/11 03:25 Written by Narinari.com編集部

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ベン・アフレック監督第3作目となる映画「アルゴ」のトロント国際映画祭でのワールドプレミア上映が、現地時間の9月7日に行われた。レッドカーペットには監督・主演を務めたベン・アフレックのみならず、アラン・アーキン、ジョン・グッドマン、ブライアン・クランストンといった脇を固めるキャストたちも登場。会場は盛り上がりに包まれた。

この日、いよいよワールドプレミアを迎えた同作。プレミア上映を終えた心境を聞かれたベン・アフレックは「最高だ。この作品は自分でもすごく好きだし、すごく誇りに思っているからね。しかも、この作品は、アメリカとカナダの関係性が人の命を救ったという、カナダについてすごく特別なことを描いた作品だから、とりわけカナダでプレミアできて嬉しかった。それからアメリカ人には分からないようなカナダについてのジョークを、カナダの人たちが全部笑ってくれたのも嬉しかった。そういうところも含めて本当に本当に昨日のプレミアは感動的だった。それからこのフェスはそもそも観客が本当に素晴らしいからね。素晴らしい観客がいることでも有名なフェスだし、だからここに来るといつも素晴らしい経験ができるんだ」とコメントした。

終映後は会場からスタンディングオベーションも。話題作が多く上映されるこの映画祭でのプレミア上映を経て、どのような評価を受けるのか。最高賞となる観客賞の行方にも注目が集まる。

映画「アルゴ」は10月26日(金)、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー。


☆「アルゴ」ストーリー

1979年11月4日、イラン革命が激しさを増すテヘランで、過激派がアメリカ大使館を占拠し、大使館員を人質にとった。しかし、この大混沌の中、6人のアメリカ大使館員が何とか逃げ出すことに成功し、カナダ大使の自宅に身を隠した――。

もし見つかれば彼らの命はもちろん人質の命も危ない。この絶望的な状況の中、CIAの救出作戦のエキスパート、トニー・メンデス(ベン・アフレック)が、彼らを安全に国外へと救出する為の危険な作戦を思いつく。それはウソの映画を企画し、6人のアメリカ大使館員をロケハンに来たカナダの映画クルーに仕立て上げ、国外に出国させるという映画でしか起こりえない前代未聞の作戦だった――!?

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