「ガリレオ」最新作が首位獲得、シリーズとしては3年9か月ぶり。

2012/08/23 04:45 Written by Narinari.com編集部

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8月10日に発売された東野圭吾の「ガリレオ」シリーズ第7弾「虚像の道化師ガリレオ7」(文藝春秋)が、週間4.5万部を売り上げ、8月27日付けのオリコン“本”ランキングBOOK(総合)部門で首位を獲得したことがわかった。東野作品のBOOK(総合)部門での首位は、今年3月に発売された「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(角川グループパブリッシング)が4月9日付けで獲得して以来5か月ぶり。また、同シリーズとしては2008年10月発売の「聖女の救済」が、同11月3日付けから11月24日付けまで4週連続で首位を獲得して以来、3年9か月ぶりとなる。

同作は、天才物理学者・湯川学が事件の謎を解く東野圭吾の「ガリレオ」シリーズ第7弾。相手に指一本触れないものの、自分が強い念で信者をビルの5階から落とし殺してしまったと自首した新興宗教の教祖のトリックに挑む「幻惑す」をはじめ、「心聴る」「偽装う」「演技る」の全4作が収録された短編集となっている。

そのほか今週のBOOK(総合)部門は、夏川草介「神様のカルテ3」(小学館)が先週に続き2位を獲得、今週のコミック部門でも最新巻がTOP10入りしている「To LOVEる ダークネス」の小説版「To LOVEる ダークネス Little Sisters<りとしす>」(集英社)が先週41位より急上昇し8位にランクインした。

なお、今週のコミック部門は、尾田栄一郎「ONE PIECE 67」が3週連続の首位に。また、劇場版アニメが大ヒット中の「FAIRY TAIL」最新34巻の2位をはじめ、今週は6作が初登場TOP10入りした。

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