細田守初の原作が9週目で1位、映画「おおかみこどもの雨と雪」と連動。

2012/08/23 04:45 Written by Narinari.com編集部

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6月22日に発売された映画監督・細田守の「おおかみこどもの雨と雪」(角川グループパブリッシング)が、これまでの最高週間売上4.5万部(8月6日付け、2位)に次ぐ週間4.4万部を売り上げ、オリコン“本”ランキング文庫部門登場9週目にして初の首位を獲得したことがわかった。。なお、同名の児童向け作品も週間1.5万部を売り上げ、児童書部門で首位となっている。

7月2日付けで39位に初登場した「おおかみこどもの雨と雪」は、その後、着実に順位を上げ、7月21日の映画公開直後にあたる7月30日付けで3位にランクインした。映画は公開以来、初登場2位を皮切りに5週連続で全国映画ランキングTOP5入り(8月27日付け時点、興行通信社調べ)。同書もこの好成績と連動する形で、公開以来5週連続のTOP5入りとなった。

同書は「時をかける少女」「サマーウォーズ」といった長編アニメーション映画を手掛けてきた細田監督にとって初の原作小説。大学生の花と人間の姿で暮らす“おおかみおとこ”の間に誕生した“おおかみこども”の姉弟が、田舎町で体験する様々な人や獣と出会いなどを通じて成長し、「自分の世界」を見つけだしていく姿が描かれる。

女優の宮崎あおい、俳優の大沢たかおをはじめ、豪華俳優陣が声優として出演していることでも注目を集めている同映画は、8月29日より、6月のワールドプレミアで高い評価を得たフランスでの公開も決定。好調を維持し続ける映画の勢いそのままに、同書も今後さらにセールスを伸ばしていくことが期待される。

そのほか今週の文庫部門には、「デート・ア・ライブ5 八舞テンペスト」(著:橘公司/イラスト:つなこ)、「フルメタル・パニック! アナザー4」(著:大黒尚人/イラスト:四季童子/原案・監修:賀東招二、ともに富士見書房)の2作が、それぞれ7位と8位に初登場している。

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