アクセル・ワールドが初の1位、オリコン“本”ランキング文庫部門で。

2012/08/16 04:00 Written by Narinari.com編集部

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8月10日に発売された「アクセル・ワールド12 −赤の紋章−」(著:川原礫/イラスト:HIMA/電撃文庫アスキー・メディアワークス)が週間6.4万部を売上げ、8月20日付けのオリコン“本”ランキング文庫部門で初登場首位を獲得したことがわかった。5巻で記録したシリーズ最高3位を2年2か月ぶりに更新。シリーズ初の首位獲得となっている。

「アクセル・ワールド」は、ネットで絶大な人気を誇っていた同著者のデビュー作で、「第15回電撃小説大賞」の大賞受賞作。2046年、仮想ネットワーク空間が普及した世界を舞台に、いじめられっ子の中学生・ハルユキが仲間とともに、謎のプログラム「ブレイン・バースト」が生み出す「加速世界」での出会いや対戦を通して成長していく様子を描いている。同著者による別作品「ソードアート・オンライン」とともに、現在テレビアニメが放送中だ。

さらに、8月27日には外伝コミックス「アクセル・ワールド/デュラルマギサ・ガーデン01」、9月13日にはプレイステーション3とPSP向けソフト「アクセル・ワールド―銀翼の覚醒―」の発売を控えており、今後のセールス動向にも期待が高まる。

そのほか今週の文庫部門は、8位に7月からテレビアニメ第2期がスタートした「GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンV 上」(著:川上稔/イラスト:さとやす[TENKY]/電撃文庫アスキー・メディアワークス)が初登場。また、「悪の教典下」(貴志祐介)が先週14位から7位に上昇しTOP10入りし、さらに「悪の教典上」(共に文藝春秋)は、先週8位から3位に上昇、初のTOP3入りを果たした。

なお、今週のコミック部門は、「ONE PIECE 67」(尾田栄一郎)が週間63.8万部を売上げ、2週連続となる首位を獲得した。また、「シャーマンキングFLOWERS 1」(武井宏之/共に集英社)が6位にランクインし、シリーズ第1巻にして初登場TOP10入り。7位には、「信長協奏曲7」(石井あゆみ/小学館)がランクインし、シリーズ初のTOP10入りを果たした。

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