るろ剣舞台挨拶に11時間も列、名古屋の熱狂に佐藤健「マジっすか」。

2012/08/14 04:18 Written by Narinari.com編集部

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俳優の佐藤健(23歳)が8月13日、名古屋で行われた映画「るろうに剣心」(8月25日公開)の試写会&舞台挨拶に登壇。この舞台挨拶は18時開場だったにもかかわらず、11時間前の朝7時からファンの列ができるなど、大熱狂のイベントとなった。

佐藤は「るろうに剣心」のアニメ放送をリアルタイムに観ていた世代。「子どものころ、学校の帰り道に“牙突”とか、“飛天御剣流”とかやっていましたよ」と、自身が演じることが決まるずっと前から思い入れのある作品だったという。

そんな剣心を演じるのは「ハードルは高かったです」。「僕自身がこのアニメを好きだったし、誰もが知っているマンガっていうのがわかっていたので、剣心を演じるっていうのがどれだけ高いハードルかっていうのは、最初から意識していました」と難しい役だと強く感じていた。しかし、「このハードルを超えられないならやらないほうが良いと思った」と同時に、大友啓史監督に出会い、話をしたことで「あ、これだったら、原作ファンを納得させられるかもしれない」と思うようになったそうだ。

一方、大友監督は撮影時の苦労話としてアクションシーンについて触れ、「今回は、時代劇の“殺陣”ではなく、“ソード(刀)アクション”と呼んでいます。“斬り合い”というのは人間とのぶつかり合いなので、そこにはドラマがあります」と語り、「今回はアクション俳優ではなく、健くんはじめ日本の素晴らしい役者たちが練習して生身でアクションを演じているので、CGに頼らない汗を感じる生身のアクションになっています」と見どころを語った。

そして話は次第に名古屋の話題に。以前より名古屋のご飯が大好きで、「特にひつまぶしが大好き」という佐藤は、この日も昼ご飯はひつまぶしを食べたそう。大友監督は「僕は、味噌煮込みうどんが好きです」と語ると、すかさず佐藤が「あれは、熱湯でしたよね!」と続け、会場の笑いを誘った。

また、イベントのために朝7時から列ができていたことを伝えられた佐藤は「マジっすか!? 暑いなか……お水を飲んで下さいね(笑)」とファンを気遣う一幕も。この日の試写会&舞台挨拶はかなりの高倍率だったため、「皆さんその倍率の中当たられた方々。そんな当たった皆さんには使命があります! ぜひこの映画を観た感想を、ツイッターやブログなどで発信していってください!今回、当選されたみなさんは宣伝部隊です!」と語り、イベントを締めくくった。

映画「るろうに剣心」は8月25日(土)、全国ロードショー(8月22日、23日、24日に先行上映決定)。

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