庭にパパお手製のコースター、落差やカーブに子どもは大はしゃぎ。

2012/08/13 16:49 Written by Narinari.com編集部

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子どもを喜ばせようと、自宅の庭にお手製のコースターを建設したパパが米国にいる。1周わずか10秒足らずで終わる、極めてシンプルなコースではあるが、落差やカーブを何回も楽しむ3歳の子どもには充分満足できる遊具となった様子。その光景を収めた動画に多くのユーザーが称賛の声を寄せ、注目を集めているようだ。

話題の動画は、今年2月20日付でYouTubeに投稿された「back yard pvc roller coaster with a 12 ft drop」(//www.youtube.com/watch?v=EBWloE7EKzQ)。投稿したのは、オハイオ州に住んでいるという現在29歳の男性で、米放送局CBSや米ニュースサイトのハフィントンポストなど、最近になって大手メディアで相次ぎ紹介されたことがきっかけで注目され始め、ここ数日で100万回超(8月13日現在)と急激に再生回数を伸ばしている。

男性が作ったコースターは、高さ12フィート(約3.6メートル)の“山”から始まる左回りに1周するコース。最初の“山”を落下して、脇に大きな木が立っている左カーブを勢いよく通り過ぎると、後は徐々に減速して“山”の手前に戻る。所要時間は10秒弱の短いコースではあるが、自宅にいながらにしてコースターのスリルを味わえるのは格別なようで、3歳とされる子どもも大きな声を上げながら乗り続けており、大いに楽しんでいるようだ。

男性のYouTubeチャンネルには、同じコースを女の子が楽しんでいる動画「back yard homemade pvc roller coaster with a 12ft drop」(//www.youtube.com/watch?v=4Y7Fqm048gk)も存在。投稿時期から、このコースターは少なくとも2010年10月頃には建設されているもので、その動画ページに書かれた説明によると、コースターは全長約40メートル、最初に備えた“山”の斜度は30度で、最高スピードは時速約40キロに達するという。男性は木材や塩化ビニール管を使って、自らコースを制作。視聴者からのコメントに答える形で、制作は「3週間」で終えたと明かしている。

今年2月に投稿された動画ページのコメント欄には、「金メダルの父」「パパ・オブ・ザ・イヤーだな」などと並び、この父親の頑張りを称賛する人が多数。中には、カーブ脇に立つ木に対する安全性を指摘する人もいるが、これだけ子ども思いの父親なら、考え得る安全対策は誰よりも気を付けているに違いない。我が子の楽しみは親の喜び、男性の動画を楽しんだ世のお父さんやお母さんたちも、子どもを楽しませる何かを、ちょっぴり考えてみてはいかがだろうか。

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