名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48 チームSリーダーの平田璃香子（23歳）が8月7日、SKE48劇場で行われた自身の生誕祭公演で、リポーターやアナウンサーとしての道を目指すためグループから卒業すると発表した。また、公演後に公式ブログを更新し、改めてファンに卒業を報告している。

8日付けのエントリー「ステップ」では、まず、「私はSKE48を卒業させて頂くことを決めました。そのことを今日の公演の最後に、大好きな場所で大好きな皆さんに伝えさせて頂きました」とファンに報告。卒業を意識し始めたのは「1年くらい前から」で、「自分もステップアップをしたいと考えていました。夢のレポーターになるのは、まだまだ学ばなくちゃいけないことが沢山あります」と、次のステップへ進むための前向きな卒業だという。

そして「4年間、いろんなことがありました。皆さんに会えたこと、大切な仲間に出会えたこと、私の誇りです」と感謝の言葉をつづり、「私、雨にも負けず風にも負けず、頑張ります!!!!」と決意の言葉でエントリーを締めくくった。

また、SKE48運営事務局も公式ブログを更新し、「一年以上前から、卒業という言葉を平田から聞いていました。自分が本当に今一番やりたい事は何なんだろう？ SKE48は自分が一番やりたい事だったはずなのに、だんだん他にもやってみたかったり、興味を持った事が出て来ました。今は、リポーターの仕事や人に何かを伝える仕事が一番したいです、という平田の気持ちと、SKE48は全力でやりきったという彼女の気持をきいて、卒業に同意しました」と、この決断に至るまでの経緯を明かしている。

平田は1989年生まれ、愛知県出身。2008年7月の「SKE48オープニングメンバーオーディション」に合格し、第1期メンバーとして活躍、チームS昇格後は同チームのリーダーを務めている。

なお、平田の卒業日程など詳細はまだ決定していないが、SKE48は昨年末にチームEの中村優花が卒業。3月にはチームSの小野晴香、チームEの間野春香と山田恵里伽、5月には今出舞、7月にはチームKIIの若林倫香が卒業しており、平田は今年6人目の卒業者（卒業発表者）となった。