桑田佳祐が3年ぶり野外ライブ、闘病中の大塚キャスターにエールも。

2012/07/08 02:00 Written by Narinari.com編集部

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1987年のソロデビューシングル「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」から25年、ソロの集大成ともいえるスペシャル・ベスト・アルバム「I LOVE YOU -now & forever-」(7月18日発売)の発売を控えた桑田佳祐(56歳)が7月7日、東京・台場の合衆国サンサンアイランド会場内特設ステージで、2012年初のステージに立った。

この春、3年ぶりの放送が決まった音楽番組「桑田佳祐の音楽寅さん」(フジテレビ系)の企画内容を思案する中で、9月から始まる全国ツアーに先駆けてキックオフとなるライブを開催し、その模様を番組の中心にしていくというアイデアを発案。一方で、「お台場合衆国2012」のテーマソングを桑田が担当することや、そのテーマソング「MASARU」を番組内でテレビ初公開することなどから、ライブ会場はお台場が選ばれる運びとなった。

桑田がライブという形でお台場に登場するのは初めてのこと。野外でのライブは、2009年の9月に山中湖で行われた「SWEET LOVE SHOWER 2009」に桑田佳祐&SUPER MUSIC TIGERSとして出演して以来、3年ぶりとなる。

昨年末横浜アリーナで行われた年越しライブ「桑田佳祐 ライブ in 神戸&横浜 2011 〜年忘れ!! みんなで元気になろうぜ!!の会〜」以来、今年初めてファンの前に姿を現した桑田。7月7日ということで、ステージ左右には七夕飾りがあしらわれ、そこに桑田が現れると、集まった約5,000人のファンからは大きな歓声があがった。

ステージは、発売を間近に控えた「I LOVE YOU -now & forever-」収録曲を中心に構成され、アンコールも含め14曲の曲目を熱唱。現在NTTドコモthanksキャンペーンCMソングとしてオンエア中の「愛しい人へ捧ぐ歌」を初披露したほか、三井住友銀行CMソングとしてもおなじみの「幸せのラストダンス」、フジテレビ系アニメ「ちびまる子ちゃん」のエンディングテーマ「100万年の幸せ!!」など、新曲もふんだんに演奏した。

もちろん、「真夜中のダンディ」「波乗りジョニー」「本当は怖い愛とロマンス」といった新旧のヒット曲も満載。「七夕さま」から、七夕にちなんだ曲「ベガ」へのメドレーという粋な演出も用意するなど、まさにスペシャル・ベスト発売直前にふさわしい、そして全国ツアーに向けての号砲を鳴らす意味合いを持ったキックオフライブとなった。

名曲の数々で盛り上がった後には打ち上げ花火も華々しく打ち上げられ、観客も大喜び。バラエティに富み、エンタメ性に溢れ、そして感動的という、番組公開収録という域を大きく超えた一大ライブショーに、その場にいたすべての人が酔いしれた時間となった。

また、今回特設ステージが設置されたこの場所は、2年前の8月21日に「めざましテレビ」の企画「カラダの奥から燃え上がる! 踊る!EARLY IN THE MORNING」が行われた場所。このとき、めざましファミリーと視聴者が集合し、めざましテレビテーマソングに起用されていた「EARLY IN THE MORNING」にあわせて体操をするという企画で、当時入院中の桑田にエールが送られた。7日のライブで桑田は、そのことに対する感謝を述べ、逆に現在病気療養中の大塚範一キャスターにステージ上からエールを送るという一幕もあった。

なお、この日のライブの模様は、7月11日22時からフジテレビの「桑田佳祐の音楽寅さん2012“I LOVE YOU -now & forever-”スペシャル」で放送される。ライブ映像以外にも、スタジオでじっくり収録した最新曲「愛しい人へ捧ぐ歌」、また、フジテレビオールスターキャストも参加した「お台場合衆国2012」のテーマ曲「MASARU」のスペシャル映像など、盛りだくさんな内容だ。

さらに、8月12日にはCSの「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム」で、7月11日に放送しきれない部分も含めた今回のライブの模様の完全版「桑田佳祐の音楽寅さん2012 野外ライブ完全版(仮)」の放送も決定している。

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