7月スタートの夏ドラマを大予想、本命は「東野圭吾ミステリーズ」。

2012/07/05 18:32 Written by Narinari.com編集部

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7月に入り、すでにスタートした作品もある2012年の夏ドラマ。前クールの春ドラマは視聴率低迷から途中打ち切りの作品もあるなど全体的に低調傾向だったが、夏ドラマはどのような展開となるのだろうか。現在発売中の雑誌「日経エンタテインメント!8月号」(以下、日経エンタ)には、同誌編集部、テレビ証券、ナリナリドットコムによる毎クール恒例の予想企画「ドラマダービー 7月期連ドラ記念」が掲載されている。この夏の注目作・話題作はどの作品なのか、チェックしていこう。

今クールのダービーに“出走”した17作品の中で、中心となりそうなのは「木曜劇場 東野圭吾ミステリーズ」(フジテレビ系/木22時/7月5日スタート)。これまで「白夜行」「流星の絆」「新参者」(TBS系)、「ガリレオ」(フジテレビ系)など、数々の映像化作品で成功を収めてきた東野作品だが、「東野圭吾ミステリーズ」では同氏の傑作短編11本を週替わりキャストで放送するという、ほかの連ドラとはちょっと異なるスタイルを採用している。同作にはテレビ証券とナリナリドットコムが◎、日経エンタ編集部が○を打ち、このクールの“大本命”という位置づけだ。

「東野圭吾ミステリーズ」を○に留めた日経エンタ編集部が◎に押しているのは、向井理主演の「サマーレスキュー〜天空の診療所〜」(TBS系/日21時/7月8日スタート)。大学病院で将来を嘱望される心臓外科医が、夏の間だけ赴任した山の診療所で患者とふれあう中で、医療の原点に立ち返っていく――というストーリーが描かれる。NHKの朝ドラ「カーネーション」で高い評価を受けた“オノマチ”こと尾野真千子が出演するほか、「アンフェア」原作の秦建日子が脚本を務めているのも注目のポイントだ。

そして、テレビ証券は7シーズン目に突入した人気シリーズ「警視庁捜査一課9係」(テレビ朝日系/水21時/7月4日スタート)に、ナリナリドットコムは14年ぶりのリメイク作品となる「GTO」(フジテレビ系/火22時/7月3日スタート)に○を打った。

全体的には人気シリーズモノと、挑戦的なオリジナル作品の大混戦といった様相。皆さんは今年の夏ドラマ、どの作品を見る?

「日経エンタ!8月号」では2012年夏ドラマの傾向・見どころの早わかりガイドのほか、夏ドラマにも出演しているジャニーズJrのインタビューなども掲載している。詳細は本誌を参照。全国の書店・コンビニのほか、日経BP社の通販サイトからも購入できる(//ec.nikkeibp.co.jp/item/magazine/ENT.html?trn)。


☆「ドラマダービー 8月期連ドラ記念」“出走”作品

月20「浪花少年探偵団」(TBS/多部未華子)
月21「リッチマン、プアウーマン」(フジ/小栗旬)
火21「息もできない夏」(フジ/武井咲・江口洋介)
火22「GTO」(フジ/AKIRA)
水21「警視庁捜査一課9係」(テレ朝/渡瀬恒彦)
水22「トッカン 特別国税徴収官」(日テレ/井上真央)
木20「京都地検の女」(テレ朝/名取裕子)
木21「遺留捜査」(テレ朝/上川隆也)
木21「ビギナーズ!」(TBS/藤ヶ谷大輔)
木22「木曜劇場 東野圭吾ミステリーズ」(フジ/中井貴一)
木24「VISION-殺しが見える女-」(日テレ/山田優)
金22「黒の女教師」(TBS/榮倉奈々)
金23「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(テレ朝/丸山隆平)
土21「ゴーストママ捜査線〜僕とママの不思議な100日〜」(日テレ/仲間由紀恵)
土23「主に泣いてます」(フジ/菜々緒)
日21「サマーレスキュー〜天空の診療所〜」(TBS/向井理)
日21「ビューティフルレイン」(フジ/豊川悦司・芦田愛菜)

※この記事は「日経エンタテインメント!」編集部の許諾を得て作成しています。

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