何でもお金をせびる妻に辟易、“母乳代”請求など徐々にエスカレート。

2012/06/29 17:51 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


中国で先日、妻からさまざまな名目でお金を徴収され、困り果てた夫が第三者に“調停”を願い出るという一件があった。

中国紙青島晩報などによると、この男性は山東省青島市で暮らす羅さん。羅さんは結婚後、何かにつけて妻にお金をせびられてきたそうで、“洗濯代”“ダイエット代”“母乳代”など、中には信じがたい名目の費用も含まれている。そして、ついに堪忍袋の緒が切れた羅さんが居民委員会(政府と住民のパイプ役を果たす住民組織)に駆け込んだことで今回の一件が明るみとなった。

羅さんの妻は5歳年下で、交際当時からこうした兆候はあったそう。結婚前、妻の収入は羅さんの5分の1程度と少なく、デートや食事、旅行などにかかる費用はすべて羅さんが負担していた。また、結婚を機に購入した自宅の頭金は、お互いの両親からお金を借りたものの、妻の両親からお金を借りる際にはしっかり借用書を用意するなど、いろいろな面でお金に細かい傾向があったという。

そうしたことを羅さんは不満に感じながらも、彼女が“良き妻”になってくれると信じ、実際にそうなれば大きな問題にはならなかった。ただ、結婚後も妻が変わることはなく、独身時代に家事をほとんどして来なかった妻は、慣れない洗濯で手が荒れたとの不満を抱き、まずはホテルのクリーニング代を参考に“洗濯代”を請求。羅さんは「どうせ自分の給料は妻のものだから……」「妻を喜ばせてやろう」との想いで、そんな状況を甘んじて受け入れてきた。

ところが、時間の経過と共に、羅さんにも我慢の限界が訪れてしまう。きっかけは子どもが生まれたこと。結婚して4年目、2人には赤ちゃんが誕生したが、妻はそれに乗じて“出産報奨金”を要求してきたのだ。妻曰く「香港の富豪はみんな支払っている」そうで、羅さんは泣く泣く5万元(約63万円)を支払った。

また、ベビーシッターを雇うためのお金を支払い、さらに子育てを手伝ってくれている義母には“子育て補助金”を支給するハメに。特に羅さんを驚かせたのは、妻が請求してきた“母乳代”。妻は母乳の量が比較的少なく、それが影響してたびたび赤ちゃんに乳首を強く吸われたため傷を負ったとし、ついには嫌気が差して“母乳代”を請求したというわけだ。

積み重なった問題はたびたび夫婦の衝突を生み、最終的には居民委員会に相談する流れに。結果、第三者の手助けのもと、夫婦の間で新たな資産管理方法が明確に策定され、争いは終焉を迎えたとのことだ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.