トム・クルーズが日本でCDデビュー、“歌手”として8曲で歌声披露。

2012/06/27 01:48 Written by Narinari.com編集部

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ハリウッド俳優のトム・クルーズが“伝説のロックスター”役に挑戦しているミュージカル映画「ロック・オブ・エイジズ」が、米国で6月15日に公開された。同作のオリジナル・サウンドトラックCDでは全20曲中8曲でトムが歌手としてクレジットされており、その歌声を披露(2曲はソロ・ナンバー)していることも話題を呼んでいるが、サントラは6月22日付の全米アルバム・チャートで9位にランクイン。“ロックスター”トムの記念すべき全米チャート・デビュー作品となった。そんなサントラの日本盤が6月27日に発売される。

トムは同作の中で、「失神者続出の超絶カリスマ・ロックスター」という意外性に満ちた役柄を、歌唱の吹き替えを一切使用せずに演じた。そんな難役の役作りのために、ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズのボイストレーナーについて、1日5時間、週5日のボイストレーニングを敢行。この特訓を終えたトムは「歌うことと演技をすることは似ている。それは物語を語ることなんだ。そのことに気付いて、ずいぶん楽になった」と自信をうかがわせながら語っている。

全編に80sロック・ナンバーが流れる「ロック・オブ・エイジズ」の音楽は、「ヘアスプレー」×「glee」の最強タッグが担当。監督を務めるのは、自身が俳優、振付師でもあり、大ヒットしたミュージカル映画「ヘアスプレー」を手掛けたアダム・シャンクマン、そして音楽監修は米人気ドラマ「glee」のアダム・アンダースだ。音楽エンターテインメント業界における超重要人物である“二人のアダム”によるコラボが実現していることも、同作の大きなトピックのひとつだろう。

サントラには「glee」でおなじみ、ジャーニーの「ドント・ストップ・ビリーヴィン」を始めとして、大ヒットした80sロック・ナンバーのカバーを19曲収録(映画のために作られたオリジナル曲も1曲収録)。また、トムだけでなく、キャサリン・ゼタ=ジョーンズや、R&Bクイーンのメアリー・J.ブライジをはじめとする豪華キャストもその圧倒的歌唱を披露している。

さらに、日本盤には特別にキャストと一緒に歌える「シンガロング・インストゥルメンタル」ヴァージョン(=主旋律以外を収録したマイナス・ワン)を4曲収録。「シンガロング」はコーラス付なので、トムのバック・コーラスが入っている「シュガー・オン・ミー」では、彼との“夢の共演”がいつでも好きなときに楽しめる。

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