“15分”狙う1回50円の喫煙所、都内3店舗同時オープンの「ippuku」。

2012/06/21 11:18 Written by Narinari.com編集部

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ゼネラルファンデックスは7月2日、喫煙環境にこだわった有料喫煙所「ippuku(いっぷく)」を、東京のJR御茶ノ水駅など計3店舗同時オープンする。営業時間は6時〜24時(年中無休)で、価格はワンタイム利用(1回入場)が50円、1Dayチケット(1日利用券)が100円、1Weekチケット(1週間利用券)が500円、1Monthチケット(1か月利用券)が1,800円。

「ippuku」は、「吸う人にも吸わない人にも、気持ち良い街づくり」を理念に掲げ、近年の喫煙・禁煙・分煙を取り巻く社会問題に“有料喫煙所”という新しい概念で社会分煙化の推進を提案する試み。同社が実施した「喫煙者がタバコを吸うための空き時間と場所の関係」についてのアンケートで、「15分程度のスキマ時間を快適かつ気軽に過ごせる喫煙施設が少ない」という結果が出たことを受け、“15分を快適に過ごせるサービス”を目指している。

店舗は非喫煙エリアである「前室」や、店前道路などにタバコの臭いや煙を逃がさないようにレイアウトや換気設備を設計。さらに、アロマによる芳香、BGM、独自開発の吸殻処理システムなど、「お金を払ってでも『ippuku』を選んでもらえる」ように細かな点にも配慮した。利用者は無人店舗内に設置されたゲートに電子マネーカードをタッチするだけで、簡単に喫煙スペースに入ることができる。

基本設備は消煙・消臭システム、アロマディフューザー、無線LAN、飲料自動販売機、吸殻処理システム、入場ゲート、チケット販売端末、BGM、映像モニターなど。7月2日に御茶ノ水店、淡路町店、神田今川橋店の3店舗を同時オープンするほか、3年以内に都内23区内主要エリアへ36店舗の展開を計画している。

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