志村けんの“最も高い女性への贈り物”はベンツ、お相手は「秘密」。

2012/06/13 04:00 Written by Narinari.com編集部

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タレントの志村けん(62歳)が6月12日、都内で行われた米映画「ロラックスおじさんの秘密の種」の公開アフレコに臨み、“日本語吹き替え決定会見”を行った。

志村は過去に、ドリフターズ全員で出演した人形劇「ヤンマーファミリーアワー 飛べ!孫悟空」(1977年10月11日〜1979年3月27日)で孫悟空の吹き替えを経験したことはあるものの、ハリウッドアニメのみならず、映画の吹き替え自体が初の挑戦。それでもアフレコ収録中はリラックスした様子で、会見中は“志村節”を炸裂させた。

初のアフレコについて志村は「今まで吹き替えをやったことがなかったので、緊張しましたし、どうかなと思いました……」と、やはり最初は緊張していたそう。実際に声をあててみて「老眼と近眼なんですよ(笑)。だから台本の文字が小さいから見えないし、メガネを取ると画面がぼやけちゃって困っちゃいました!」と、やってみたからこそわかった苦労もあったそうだ。

声の演技で難しいと感じたのは「息遣いというかタイミングかな。自分とは違うタイミングでセリフを言わないといけないので」。そして作品の「自然がなく全て人工で出来た町に住む少年テッドが、大好きな女の子のために本物の木を探して街を飛び出す大冒険」という題材にちなみ、司会から「これまで、大好きな人のために一番頑張ったことはなんですか?」と聞かれると、「一番高い物は車かな…自分は免許持ってないのに!(笑)」と語り、贈った相手については秘密にしたものの、車種はベンツだったことを明かした。

今回の吹き替え初挑戦はドリフターズのメンバーには「最近会ってない」と話していなかったそうだが、「でもダチョウ倶楽部の竜ちゃんに話したよ! 彼も昔、吹き替えの仕事をしたことがあるみたいなんだけど、『ギャラ高いっすよ!』て言われたかな(笑)」と語り、笑いを誘った。

「ロラックスおじさんの秘密の種」は米国のベストセラー児童作家ドクター・スースの原作「Dr. Seuss' The Lorax」の映画化。彼の作品はこれまでに何本か映画化されており、2000年にはジム・キャリー主演の「グリンチ」が、そしてその3年後にはマイク・マイヤーズ主演で「ハットしてキャット」が公開されている。また、原作者ドクター・スースは数奇な生涯を送ったことでも知られ、ジョニー・デップ主演で映画化される予定だ。

ストーリーは環境が悪化した世界で最後のひと粒の木の種を巡って少年テッドと不思議な森の住人・ロラックスおじさんが繰り広げる物語。特徴のあるおかしなキャラクターが活躍し、最後は心温まるストーリーとなっている。日本では10月6日(土)、TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー。

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