巨匠の新ミューズに剛力抜擢、R・スコット最新作で実写吹替え初挑戦。

2012/06/11 06:00 Written by Narinari.com編集部

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女優の剛力彩芽(19歳)が、実写映画の吹き替えに初挑戦することがわかった。巨匠リドリー・スコット監督の最新作「プロメテウス」の新ミューズ役に抜擢されたもので、剛力は「120%以上の力で思い切りぶつかっていきたい」と意気込みを語っている。

「プロメテウス」は、「エイリアン」「グラディエーター」など、映画史上において幾多の金字塔を打ち建ててきたリドリー・スコット監督が満を持して放つ、人類最大の謎“人類の起源”に迫るエピック・ミステリー超大作。全米では6月8日に公開され大ヒットを記録、日本では8月24日より全国拡大ロードショーとなる。

今回、剛力が吹き替えを担当するのは、スウェーデン版「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」で強烈な演技を見せたノオミ・ラパスが演じる、“人類の起源”の秘密に迫る科学者エリザベス・ショウ役。監督が「『ミレニアム ドラゴンタトゥーの女』を何度も見て彼女に圧倒された」というほどの才能を秘めた女優の熱演に、剛力が新たな生命を吹き込む。

“リドリー・スコットの新ミューズ”という大役・難役を演じることについて剛力は「リドリー・スコット監督の大作に関わることができてすごく嬉しいです。たくさんのことを吸収して、120%以上の力で思い切りぶつかっていきたいと思います」と意欲満々。実写吹き替えは初挑戦となるが、「初めて実写映画の吹替えや、ハリウッド・デビューなど、新しいことだらけの中で、緊張や不安もいっぱいですが、またスタートラインにたった気持ちで監督の世界観に入っていけるように頑張りたいです」と気合い十分だ。

また、作品については「人類誕生の謎に、監督がどうやって近づいていくのか、私も皆さんと同じようにワクワク、ドキドキしています」とのこと。そして「このような大きな経験をさせていただくことになり、ビックリもしていますが、これからはもっと広い視野でたくさんのことを吸収して、成長してどんなところでも通用する女優になっていきたいです。そのために、まずは英語を覚えます(笑)皆さんの心をガッツリつかむようなNEWヒロインを作り上げていけたら良いなと思っています」とコメントを寄せている。

そんな剛力を起用した理由について、20世紀FOX映画は「常に新たヒロイン像を作り出すことに定評のあるリドリー・スコット監督が本作『プロメテウス』でも、まったく新しいヒロイン像を作りあげています。ハリウッドで最も注目を集めているノオミ・ラパス演じる主人公が、想像を絶する過酷な運命に翻弄されながらも目覚しい成長を遂げていく、タフな新しいヒロインを演じています。今回、吹替えを行うに当たり、その新たなヒロイン像を演じることのできるカリスマ性と演技力の両方を合わせ持つ女優さんを探していました。剛力さんの持つ新鮮なイメージと確かな演技力はこの難しい役柄と、ノオミ自身の持つ洗練されたイメージにこれ以上ないくらいピッタリとハマりました」と説明。

そして「まさにこの大作にふさわしいと思います。今回、剛力さんを起用できたことで、映画の成功は約束されたといっても過言ではありません」と、最高のキャスティングとなったようだ。

さらにノオミ・ラパスも剛力に「演じるにあたり監督に『あまり女の子らしい声にしないように』と言われました。私は緊張すると自分でも声が甲高くなるのがわかるので、深く悲しんだりという感情を反映させるため、自分の声を体の内側に秘めるよう心がけたんです。だから、私の吹替えをしてくださる剛力さんには、私と同じようなやり方で、感情を声にも反映させてくれればと思います」とエール。続けて「エリザベスは劇中で壮絶な体験をするので、そんな人が可愛らしいセクシーな声ではいけないと思うし、自分の声はより動物の叫びのように、虚栄心など必要ないと思って演じたので参考にしてもらえればと思います」とアドバイスを送っている。

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