妻亡くした男の再生への軌跡、「アンビリバボー」で特集&映画公開。

2012/06/07 03:38 Written by Narinari.com編集部

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最愛の妻を亡くしたベンジャミン・ミーが行き着いたのは、荒廃した動物園だった――。経験も知識も無い中で成し遂げた動物園の再建によって、家族の再生、さらには思い出の場所を復興する奇跡を起こしていく男の物語を、実話に基づいて描いた映画「幸せへのキセキ」。米国では7週連続トップ10入りするなど話題を呼んだ作品だが、同作の日本公開(6月8日〜)を前に、6月7日放送の「奇跡体験!アンビリバボー」(フジテレビ系)では、原作者ベンジャミン・ミーを特集する。

人生のどん底から新しい生活を切り開こうと引っ越しを決意した新居が“動物園つきの家”だったという物語の設定に、「実話とは思えない」との声も聞こえる同作。「アンビリバボー」の特集は、物語の主人公で、英コラムニストのベンジャミン・ミーの“奇跡体験”の軌跡に迫るという内容だ。

ジャガーが逃げてトラの飼育エリアへと飛び込み、猛獣2匹のにらみあいになったとき、ベンジャミンが取った行動とは? なぜ動物園を買うという大胆な行動を取ったのか? 資金の問題、家族に訪れた悲劇など、実際の映像と再現VTRを交えながら、ベンジャミンの実話を紹介していく。

ベンジャミンは同作について「人から不可能だと言われても私は決してあきらめません。あきらめるということは、失敗と同じです。どんなことでも実行してみれば、たとえ不可能に思えるときでも成功するチャンスはあります。私の物語に触れてくれた人が、何かを感じてくれて、その人たちを励ますことができれば、とても嬉しいです」とコメント。奇跡を起こしたヒントが、「アンビリバボー」の特集からも垣間見えるかもしれない。


☆「幸せへのキセキ」ストーリー

半年前に最愛の妻を亡くしたベンジャミン、彼の14歳の息子と7歳の娘は、いまだ悲しみと混乱の中にいた。ベンジャミンは仕事を辞め、新しい場所で新しい人生を始めようと郊外に家を買うが、なんとそこには閉鎖中の“動物園”というオマケがついていた。

ベンジャミンは経験も知識もない中、ある思いを胸に動物園の再オープンを決心するが、慣れない事業にトラブル続出。莫大な修理費などで資金も底をついてしまう。だが、彼は飼育員や地域の人々、そして亡き妻からの贈り物に支えられ、再び家族、仲間と共に人生の冒険へと立ち向かう。果たして奇跡は起こるのか――。

「幸せへのキセキ」は6月8日(金)、TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー。

監督:キャメロン・クロウ / 原作:ベンジャミン・ミー / 音楽:ヨンシー
出演:マット・デイモン、スカーレット・ヨハンソン、トーマス・ヘイデン・チャーチ、パトリック・フュジット、エル・ファニング、ジョン・マイケル・ヒギンズ

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