武井咲が初カンヌ上映に感激「まさか!?という気持ちです(笑)」。

2012/05/24 14:22 Written by Narinari.com編集部

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フランス・カンヌで開催中の第65回カンヌ国際映画祭に公式選出された三池崇史監督最新作、妻夫木聡・武井咲共演の映画「愛と誠」が5月21日24時30分(日本時間5月22日7時30分)に、ミッドナイトスクリーニングにて上映された。

「愛と誠」は、作・梶原一騎、画・ながやす巧による名作コミックが原作。超不良の太賀誠(妻夫木)に、余りに純粋なお嬢様の早乙女愛(武井)が常軌を逸した献身を捧げる、究極の“運命の恋”を描いた作品だ。今回のカンヌ国際映画祭は、三池監督にとっては昨年の「一命」に続く2年連続、武井にとっては映画初出演にして初カンヌとなる。

鑑賞を終えた観客からは絶賛の声が続々。ある女性は「今回の作品は本当に楽しかったです。また三池監督やってくれたなぁという内容で、ジェットコースターに乗っているような感じで、暴力や血に染まったアクションがあり、楽しい作品だったし、妻夫木さんと武井さんも本当に素晴らしくて、これは友人にどんどん薦めたい作品です。こんな素敵な音楽の要素がある作品は観たことがありません」と語り、また、フランスの男性3人組は「まさしくヨーロッパにある“愛”というテーマにふさわしくて、びっくりしました。女優さんは凄く良かったです。かわいかった」「映像が素晴らしかったです」と、口々に感想を語った。

さらにほかの男性は「いやぁ、もう最高でしたね。もともと三池監督のファンだったんですけど、三池さんらしい作品だなあと思いました。主演の妻夫木さんの演技は素晴らしかったです。ヒーロー的な要素とアクション要素があり、また一匹オオカミ的なところなどめずらしい要素の組み合さった役どころだったと思います。今まで彼を知らなかったのですが、とても素晴らしい俳優さんだと思います」、また別の男性は「武井さんは本当に素晴らしいと思います。今、映画初出演と聞いて、それならなおさら素晴らしいと思います。また主演の妻夫木さんは素晴らしい才能を持っていると思うので、これから日本に留まらずハリウッド・ヨーロッパでももっと活躍して欲しいですね」と、妻夫木や武井の演技にも賛辞を贈っている。

そんな好評を受け、武井も感激のコメントを発表。その全文は次の通りだ。

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映画初出演となるこの作品が、このたびカンヌ映画祭で上映されたということで、とても感激しています。
“カンヌ”という日本ではない場所で自分がスクリーンに出られるということが、なんだか変な感じがしています。まさか!?という気持ちです(笑)。

私もカンヌへ行って現地で皆さんと一緒に、“初出演で初カンヌ”を味わいたかったのですが、みなさんがとても映画を楽しんでいただき評価してくださったことを日本で聞き、嬉しく思っています。
私も大好きな「愛と誠」が、そうやって評価していただけるとやって良かったと思うし、三池監督の作品に出られて嬉しいなって改めて思いますね。

三池監督と一緒にお仕事させていただき、早乙女愛をこういうキャラクターで演じられたことや、自分自身がすごく自由にお芝居できた環境、そして結果すごく面白い映画になったこと、すべて三池監督のおかげですし、なかなか三池監督の作品で初出演できるのは貴重なことで、最初は監督って怖いのかなと思いながら現場に入ったんですが、全然そんなことなくて、ほんとに自由に早乙女愛ってキャラクターをのびのびとやらせていただいて、「芝居って楽しいな」とまた思わせてくださった監督です。

初めての映画でそんな作品に出演できたことは、とってもうれしいことですね。

海外で評価していただけたとや海外作品への希望は、まだ想像したことはないですけど、海外の人の感覚とかセンスとか、日本人にないものがあると思うので、それには興味はあります。これから色々なお芝居をやっていけたらいいですね。

カンヌが、世界が絶賛した「愛と誠」、6月16日より公開ですのでぜひご覧ください。

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映画「愛と誠」は6月16日(土)、新宿バルト9ほか全国ロードショー。

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