マニア母が日焼けで娘虐待か、米国の“タンニング・マム”が物議。

2012/05/06 16:08 Written by Narinari.com編集部

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米ニュージャージー州に住む母親が先日、“日焼け”により自分の娘に対し身体や精神に危険を及ぼしたとして、児童虐待の罪で逮捕されました。

米放送局ABCや米ニュースサイトTMZなどによると、虐待容疑がかけられているのは、パトリシア・クレンチル(44歳)という女性。同州では皮膚がんなどの健康への害を懸念して、14歳以下の子どもに人工的にサロンなどで日焼けさせることを法律で禁止しています。ところが彼女の5歳になる娘アンナちゃんが先日、学校の友人や教師などに「ママと日焼けサロンに行ったの」と発言したことから、疑惑が浮上。さらにアンナちゃんの体の一部が真っ赤に日焼けしていることが判明し、学校関係者が通報しました。

クレンチル容疑者は逮捕され、その後保釈金を支払って出所したのですが、直後から数々のインタビューで容疑を否認する発言を繰り返しています。

しかし、彼女の姿を目にした人々は、彼女への疑いをさらに強めているようです。それはメディアで紹介された彼女の姿が、あまりにも衝撃的だったため。なにしろクレンチル容疑者の肌は常軌を逸するほどの日焼けで真っ黒で、彼女は肌を焼くことを繰り返す、いわゆる“日焼けマニア”だったのです。

その異様ともいえる容姿のため、クレンチル容疑者はすでに「タンニング(日焼け)・マム」というニックネームまでつけられました。彼女はサロンに毎月100ドルを支払い、無制限の使用が出来る会員権を所有しています。そしてサロンの従業員によると、週に5日はやって来るのだそう。

ちなみにクレンチル容疑者と弁護士は、アンナちゃんの日焼けは長時間外で遊んでいた結果だとし、サロンに連れて人工的に日焼けさせたことは絶対にないと主張。裁判の結果によっては禁錮10年もありえる彼女は、今後裁判で無実を証明するとのことです。

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