映画「貞子3D」（5月12日公開）のキャラクター・貞子が5月6日、東京・渋谷の街頭に出現。50人以上の貞子が街頭をジャックする“大増殖祭”が行われた。

これまでキティちゃんやケロロ軍曹とのコラボ、プロ野球の始球式など、世間をにぎわせてきた貞子だが、最後のお騒がせイベントとしてゴールデンウィーク最終日の日曜日に行われたのが、モニターから飛び出した半身の貞子たちがスクランブル交差点や渋谷の名所を練り歩くイベントだ。

突如現れた大量の貞子の姿に、渋谷の街はパニック寸前。悲鳴を上げ、思わず後ずさる通行人やその姿に泣き叫ぶ子どもたち……、しかし、怖いもの見たさか、貞子たちに近寄る勇気ある人々も。そんな勇気ある人々へは、なんと貞子から呪いの手紙がプレゼントされた。

「貞子3D」の公開に合わせ、暗い井戸の中からはい出してきてはさまざまなプロモーションに励む中で、「かわいい！」「頑張って！」など、意外にも多くの人たちから応援を受けてきた貞子。渋谷でも意気揚々と呪いの詰まった手紙を配り、しっかりと同作の恐ろしさをPRした。ちなみに、手紙は「意外とナイス・バディ」「呪演女優賞はもらった……」など、お茶目な内容。中にはベビーカーに乗った赤ちゃんが貞子から手紙を受け取る姿も見られ、手紙をもらった人たちは手紙に大はしゃぎの様子だった。

さらに、渋谷などの都心を中心に巨大な貞子人形をのせた“メガ貞子”なるトレーラーも登場。渋谷ジャックを皮切りに、都内各所を走行して呪いを拡散していく予定だ。