愛人対抗で6回整形も離婚危機、夫の関心取り戻すための行動が逆効果。

2012/05/06 13:15 Written by Narinari.com編集部

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自分はこんなにも深く愛しているのに、夫は不倫をしていた――。そんなショックな事態に直面した中国のある女性は、何とか夫の関心を取り戻そうと、整形手術を6回も受けたという。しかし夫を愛するがゆえに起こしたその行動が、かえって事態を悪いほうへと向かわせてしまったそうだ。

中国メディア中国頻道などによると、27歳の王梅さん(仮名)は“夫一筋”の真面目な女性。王さんは家族の紹介で今の夫と知り合い、3か月ほどの交際を経て結婚した。1年前には子どもも生まれ、世間的には幸せを築いたように見える家庭だった。

そんな2人の生活に突如危機が訪れたのは4か月ほど前のこと。里帰りから戻った王さんは、部屋に女性のものと思われる髪の毛が数本残されていることに気が付いた。夫に問いただすと、彼は「同僚の女性の髪の毛だよ。仕事がとても遅くなっちゃってさ、泊まってもらったんだ」とトボけたという。王さんと夫は共働きの生活を送っていたが、彼女は常に家族を優先し、夫の言うことは何でも従順に聞き、尽くしてきた。それにも関わらず、このような“仕打ち”をされたことに、普段は従順な王さんも怒りが抑えられず、家の鏡を割ってしまうほど荒れたそうだ。

夫は、妻のかつてない怒りように驚いてしまったのか、この一件以降は自宅に戻らず、会社で寝泊まりをするようになった。王さんが何とか仲直りしようとしても「気性の荒い女」などと言われて無視される始末。王さんは気持ちが落ち着かなくなり、仕事で単純なミスを犯すなど、不安定な日々を送るようになってしまった。

そうした中、王さんは夫の同僚と連絡を取り、不倫相手の同僚女性が誰なのかを突き止めることに成功。不倫相手の微博(中国版ツイッター)をネットで検索し、それらしき人物のアカウントを発見した。しかし、それがかえって王さんの心にメラメラと火をつけてしまう。なぜなら、不倫相手の女性は自分より若く、しかもとても可愛らしかったからだ。

いてもたってもいられなくなった王さんは美容外科を訪問。王さんはそのとき、「自分も整形してあの女のように若くて美しくなれば、夫は必ず戻って来る」と確信していたため、医師に「愛人(不倫相手)のようになりたい」と要求した。医師は王さんの強い意志に根負けし、渋々ながら6回の整形手術を施すことに。目元やあご、鼻など、出来る限りの手術で王さんを美しく変身させたという。

これで結果として夫が戻ってくれば良かったのだが、肝心の夫の反応は王さんの予想とは正反対だった。整形した王さんの顔を見るや否や、夫は愕然。「頭がおかしい。それに僕は同僚女性を愛している。離婚したい」とハッキリ別れを告げられてしまったのだ。

この一件について意見を求められた専門家は、王さんが盲目的に伴侶に従ってきたことに問題があると指摘。「運動や読書、友だち付き合いなどを通じて、自分なりの生活の楽しみを見出し、もっと自分を愛することが大切」とアドバイスを送ったが、今となっては後の祭り。現時点では王さんと夫の離婚はまだ確定していないそうだが、果たして王さんに“一発逆転”はあるのだろうか。

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