日本のネットカフェ羨む中国、FM青森の紹介動画に賞賛の声が続々。

2012/05/05 10:44 Written by Narinari.com編集部

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中国でインターネットを利用する人は5億人以上とも言われているが、その膨大な数の背景には、都市部、農村部問わず拡大しているネットカフェの存在がある。特にオンラインゲームに熱中する若者にとってはもはや欠かせない存在で、朝から晩までネットカフェに入り浸る若者もそう珍しくない。そうした中、日本のネットカフェを中国向けに紹介した動画が新浪微博(中国版ツイッター)に投稿され、中国人の関心を集めている。初めて目にする日本のネットカフェの“行き届いたサービス”に驚く人が多いようだ。

この動画はエフエム青森が制作した「一路青森!お助け!? モンちゃん!!」という番組の一本。同番組は中国人向けに青森を紹介する番組で、モンちゃん(本名は金夢)はリポーターを務める24歳の中国人留学生女性のことだ。デイリー東北新聞によると、モンちゃんはエフエム青森の契約社員として、約1年間にわたり県内の観光資源や料理などを紹介。1年足らずで190万アクセスを突破するほど、中国人の関心を集めることに成功したという。

その中で、最近新浪微博で話題を呼んでいるのが「中国へ日本のネットカフェを紹介!」の回。モンちゃんが青森県最大のネットカフェを訪れ、料金や個室、飲食物など一連のサービスを体験しながら、それらを中国語で紹介していくという内容だ。日本のネットカフェを日常的に利用している人にとってはさほど驚くところはないが、中国人にとってはかなり新鮮に映ったようで、「日本のネットカフェは高級だなぁ」「環境が最高だ」「人少ねぇ! 居心地良さそう」など、称賛するコメントが相次いでいる。結果として、4月30日16時9分(中国時間)に投稿されたこの動画は、6時間後にはすでに1,300以上転載(リツイート)され、300件近いコメントがつくこととなった。

この「一路青森!お助け!?モンちゃん!!」はYouTubeやyoukuといった動画サイトに全編アップロードされており、誰でも気軽に閲覧できるが、中国人ユーザーが一般的に利用しているyoukuでは、同番組の中では再生回数850万回を超えたネットカフェの回が圧倒的な人気を誇っている。

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