国民食合体ピザに米が熱視線、その名も“チーズバーガーピザ”。

2012/04/25 17:02 Written by Narinari.com編集部

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米国の“国民食”と言えば、ハンバーガーと並びピザもそのひとつ。しかし、米国人が好んで食べるトッピングは、実はペパロニやチーズだけというようにどちらかというとシンプルなものが多く、逆に米国以外のピザのほうがトッピングが豊富だったりします。例えば米国人に日本では一般的なトッピング(例えばポテトやマヨネーズ)の存在を教えると、とても驚くほどです。

そんな米国で誕生したチェーン・ピザハットは日本でもおなじみですが、エジプトやトルコといった中東諸国で展開しているビザハット・ミドルイーストが最近発売したあるピザが話題を呼んでいます。同社のホームページによると、このピザは「クラウン(王冠)・クラスト・カーニバル」というキャンペーンの一環で発売されたメニューで、その名も「チーズバーガー・クラウン・クラスト・ピザ」。そう、名前が示すように、クラスト部分の外側にチーズハンバーグが載っているボリューム満点のピザなのです(※英語ではハンバーグも「ハンバーガー・ステーキ」と呼ぶため、正確にはサンドイッチ状態でなくとも名称が「チーズバーガー」になっている模様)。

米国人にとっては、どちらも大好物の“国民食”を組み合わせてしまったこの一品が、中東で販売されているという点は興味深いところ。ちなみに同キャンペーンでは、「チーズバーガー・クラウン・クラスト・ピザ」よりも、比較的“ヘルシー志向”な鶏肉を使った「チキン・フィレ・クラウン・ピザ」も同時にキャンペーン商品として登場しています。

ピザハットといえば、この春から英国で販売を開始した“みみ”の部分にソーセージを包み込んだピザ(※日本では2007年3月より販売中)が多くの米メディアで紹介され、大反響を呼びました。その話題に触れた米国の人々からは「なんでアメリカでは売っていないんだ!?」という嘆きの声も。そんな米国人だけに、やはり今回の「チーズバーガー+ピザ」の合体商品にも熱い視線が注がれています。


☆一方、日本では…

今回の「チーズバーガー・クラウン・クラスト・ピザ」は、多くの米メディアに取り上げられたことで主に米国のネットで話題を呼んでいますが、この「ハンバーグをトッピングする」というピザは、日本のピザハットも過去に発売しています。先の“みみ”にソーセージを包み込んだピザやほかのトッピングも含め、日本は“ピザのトッピング先進国”と言えそうですね。

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