門倉投手が病院の野球部入団、北海道から都市対抗野球初出場目指す。

2012/04/17 17:49 Written by Narinari.com編集部

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現役続行を模索していた門倉健投手(38歳)が、今季の所属先として、北海道・洞爺湖にある伊達聖ヶ丘病院硬式野球部に入団すると発表した。今後は都市対抗野球への出場、優勝を目指し、さらにその先にはプロ野球への復帰も見据えているという。

公式ブログの4月17日付けエントリー「報告!」では、「色々と考えた結果このチームでプレーをし、地域の為、野球する方々の為に貢献できるよう頑張りたいと思います」と、聖ヶ丘病院硬式野球部への入団を決めた理由を説明。そして「ですが、ここで諦めたわけではありません。ここからプロ野球へ這い上がります」と、プロ野球への復帰にも意欲を燃やしている。

伊達聖ヶ丘病院硬式野球部は軟式野球部時代を含めると37年の歴史があるクラブチーム。2006年、日本野球連盟に硬式野球クラブチーム「社会福祉法人幸清会」として登録し、その後は伊達聖ヶ丘病院のチーム名で活動している。門倉投手という強力な助っ人を得て、都市対抗野球への初出場を目指していく。

門倉投手は1995年のドラフト2位で中日に入団後、近鉄、横浜、巨人、カブス(マイナー契約)を経て、2009年に韓国のSKワイバーンズに移籍。1年目に8勝、2年目は14勝の活躍を見せ、2010年のSKの優勝に大きく貢献した。翌2011年に三星ライオンズに移籍したが、シーズン途中で退団。その後は日本でトレーニングを続け、2012年は楽天と日本ハムの入団テストを受けたものの不合格となっていた。

日本での通算成績は実働13年で302試合、76勝82敗2セーブ、防御率4.36。韓国では実働3年で74試合、27勝17敗、防御率4.03。

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