家に侵入の恐怖“もらいゴキ”、思い浮かぶ経路トップは「玄関」。

2012/04/16 14:15 Written by Narinari.com編集部

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これから暖かい季節を迎えると、活発に活動を始めるゴキブリ。そんな季節に合わせ、ライオンの「『バルサン』もらいゴキ対策プロジェクト」は、“もらいゴキ”の実態を明らかにするために「ゴキブリに関する意識調査」を実施した。なお、“もらいゴキ”は隣家や飲食店など、屋外で発生したゴキブリが自宅に侵入してくることを指している。

この調査は首都圏の20〜40代の主婦および、ひとり暮らしの男女計400人を対象に行ったもの。まず、「あなたの家の中に、ゴキブリが侵入してくるであろう経路として思い浮かぶもの」をたずねたところ、1位は「玄関」(42.5%)で、これに2位「台所の排水口」(42.3%)、3位「窓」(34.5%)、4位「ベランダ」(34.3%)、5位「換気扇」(29.5%)と続いた。この結果から、ゴキブリがさまざまな経路から屋内に侵入すると思われていることがわかる。

また、「自宅にゴキブリが侵入することはない」と答えた人は7.5%にとどまり、92.5%は、家庭外からゴキブリが侵入してくるであろう経路について、最低1つ以上回答した。ほとんどの人が、何かしらの経路を伝って家庭にゴキブリが侵入する“もらいゴキ”の可能性があると考えているようだ。

次に、ゴキブリの発生場所についてたずねたところ、「ゴミの収集場所」(61.5%)のほか、「近隣の家」(52.3%)、「近隣の飲食店」(32.5%)の順に。半数以上の人は、「自宅で見つけるゴキブリは、近隣の家などからやってくる“もらいゴキ”の可能性がある」と見ている。

ただ、半数以上の人が近隣の家を“もらいゴキ”の発生場所と考えている一方で、近隣の人から「あなたの家からゴキブリが発生している・侵入してくると思われている可能性」への回答は15.3%にとどまった。この結果から、自分に自覚がなくても、近隣の家から“もらいゴキ”の原因と思われている可能性が高いと言えそうだ。

さらに“もらいゴキ”への対策状況についてたずねると、8割以上が「しようとは思っているが、何もしていない」(47.3%)、「何もしていないし、するつもりもない」(36.8%)で、実際に「対策をしている」(16.0%)は2割未満。近隣の家からの“もらいゴキ”はあり得ると考えながらも、対策ができていない人が大多数という実態が明らかになっている。

このアンケートでは“もらいゴキ”に関するエピソードもたずねているが、「外に出ようとして玄関を開けたら、大きな黒いゴキブリがサササッと入ってきて、本当に怖かった。まるで、ドアが開くのを待ち構えているようだった」(30代主婦)、「自室に居るとき、マンションの踊り場で女性の叫び声がしたので、何ごとかと思い玄関を開けたら、隣の女性が帰宅途中で、かばんにゴキが張り付いていた。あまりに怖くて扉を閉めようとしたら、その人がかばんを振り払い、振り落とされたゴキが私の玄関に入ってきて、下駄箱の後ろに入り込んでしまった」(30代女性ひとり暮らし)、「エアコンをつけたら、開いた送風口からゴキブリが出てきた。外の排水パイプから侵入したと思われる。羽のバタバタという音と、何がおきているのかわからないのとで、ものすごく怖かった」(40代主婦)、「配達で、玄関ドアを開けたまま荷物を運び込んでいたら、天井を伝ってゴキブリがスルッと玄関から侵入。配達のお兄さんと叫んでしまいました」(40代主婦)などの恐怖体験が寄せられた。

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