全世界絶叫の怖すぎる予告編、日本版は阿部リポーターがナレーション。

2012/04/13 17:00 Written by Narinari.com編集部

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米国公開前にYouTubeで公開するや否や“怖すぎる”と評判を呼び、驚異的なアクセス数を記録、現在までに再生回数が2,200万回を突破している映画「グレイヴ・エンカウンターズ(Grave Encounters/墓場との遭遇)」の予告編。その日本版がついに完成し、4月14日より映画館での上映が始まることがわかった。

「グレイヴ・エンカウンターズ」は心霊番組の撮影スタッフが廃墟となった精神病院で超常現象と遭遇するという、「パラノーマル・アクティビティ」と同じ“モキュメンタリー・スタイル”の作品。2011年4月、ニューヨークのトライベッカ映画祭で上映されると、すぐにホラーファンの話題を独占、予告編へのアクセス数は伸びに伸び、現在も毎日1万単位でその数が増え続けている。

今回解禁される日本版の予告編は、ナレーションを情報番組「スッキリ!!」(日本テレビ系)での体当たり取材が印象深い阿部祐二リポーターが担当。同作の主人公たちがテレビ番組の取材班であることにちなんでの起用となったが、ナレーション収録では、実際に廃墟などへの潜入取材の経験もあるキャリアを生かし、自分も現場にいるかのような臨場感で、監督も「さすが、勘がいいね」と感心しきりだった。

阿部自身、恐怖体験はこれまで1度しかないというが、「心霊スポットでの取材では、スタッフが全身じんましんになったり、急に具合が悪くなったりすることはよくある」と、同作で描かれる超常現象にも違和感はなかったよう。すでに観たという映画については「取材では、こんなことが起きたらこういう風に撮ろうとか、ある程度想定して撮影に入るけど、この映画ではそれを超えることが起こるんだから…! ついつい取材者の目で見ちゃいますね(笑)。お化け屋敷は怖くないけど、この映画は怖い!!! どんどん追い込まれていきますよ!」と、出演者たちと同業者の目線で映画の怖さに太鼓判を押した。

映画「グレイヴ・エンカウンターズ」は6月1日(金)より、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、シネマサンシャイン池袋ほか全国ロードショー。


☆「グレイヴ・エンカウンターズ」ストーリー

実在する超常現象を追跡するリアリティ番組「グレイヴ・エンカウンターズ」。プロデューサーのランス・プレストンと調査隊は、1960年に閉鎖され現在は廃墟と化しているコリンウッド精神科病院にやって来た。その広大な敷地には、1895年から65年間にわたり8万人もの重度の精神障害者が入院し、過去に多くの患者が命を落としていた。そして閉鎖後の1963年に幽霊の目撃証言が報告されて以降、今もなお多数の同様の証言が寄せられている。

だが実はランスたち、超常現象などは全く信じてはいない。番組出演者である霊能者のヒューストンもニセモノで、「グレイヴ・エンカウンターズ」はただのヤラセ番組だった。視聴者を怖がらせる、もっともらしい映像が撮れればそれでOKなのだ。そこで一夜を過ごすことにした調査隊は、外部から出口を封鎖した廃墟に閉じこもる。多数の暗視カメラを設置し、病院内を巡回しながら霊との交信を図る。それはいつもの段取りを踏んだ“演出”だったが、やがて事態は急転する。本物の超常現象としか思えない出来事が、次々と起きはじめたのだ。半信半疑だった彼らも、徐々に恐怖にとり憑かれてゆく。

8時間が経過した。しかしいつまで待っても、夜は明けない。半狂乱になった5人は外部へのドアを破壊するが、そこには果てしなく続く回廊が待ち受けていた。彼らは、死者の迷宮に囚われてしまったのだ……。

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